受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学に行こう!

16.5月号 さっぴーの社会科見学に行こう!:
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味の素kk川崎工場

 ひと振りで料理の味を良くする「味の素®」は、砂糖や塩と同じ調味料の一種。赤いパンダのパッケージでもおなじみで、家で使っている人もいるんじゃないかな? その製造元の「味の素株式会社」は、国内外に工場を持つ食品メーカー。なかでも川崎工場は、2015年に無料の体験館を新設したんだ。そこでは味の素株式会社の歴史やおいしさの秘密を紹介しているよ。

さっぴーからクイズだよ

人の味覚の基本となる要素は五つ。このなかで日本人が発見したのはどれでしょう?
①甘味 ②苦味 ③酸味  ④塩味 ⑤うま味

女の子 「味覚って五つだけなの? 渋味とか辛味とか、ほかにもいろいろある気がするけど」
さっぴー 「でも、舌のセンサーが感知する基本味はこの五つだよ。渋味は、苦味や酸味が入り交じったもので、人間は五つの基本味を組み合わせて総合的に味を判別するんだ。ちなみに辛味は正確には味じゃなくて、口の中の痛覚が刺激されているらしいよ」
男の子 「へー。『辛い』じゃなくて、本当は『痛い』んだ」
女の子 「その基本味の一つを日本人が発見したの? どれだろう。和食というと、わたしは酢の物を思い出すなあ。酸味かな? 焼き魚にもレモンを添えたりするよ」
男の子 「そうだね、お寿司にもお酢は欠かせないし」
さっぴー 「なるほど、和食は魚料理のイメージが強いからね。でも残念、お酢は海外でも昔から使われているよ。ピクルスって食べたことないかい? 正解は⑤のうま味なんだ」
女の子 「うま味って、おみそ汁や煮物などに使うだし汁の味よね。わたしは大好き」
さっぴー 「それそれ。日本人は昔からうま味成分たっぷりのだしを料理に使ってきたんだ。でも、わざわざだしを取る文化は他国にはあまりなくて、海外の研究者はなかなかうま味の存在を認めなかったんだ。最近、科学的な分析が進んだことで理解が深まって、基本味の一つとされたんだ。うま味は英語でも『umami』と呼ばれているよ」
男の子 「すごい!日本語がそのまま通じるんだ。わあ、話を聞いていたら、うま味がどのようなものか気になる。日本にはうま味調味料というのがあるね」
さっぴー 「うん。うま味調味料の元祖は「味の素」。川崎工場は見学可能で、体験館ではうま味の紹介もしているんだ」
女の子 「おいしさの体験ができるの? 行ってみたい!」
16.5月号 さっぴーの社会科見学に行こう!:
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