受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学に行こう!

16.6月号 さっぴーの社会科見学に行こう!:
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箱根関所

 神奈川県の箱根と聞いて、みんなは何を思い浮かべる? 温泉やお正月の大学駅伝かな。もちろん、それらも有名だけど、箱根は江戸と京都を結んだ東海道の重要な宿場の一つ。江戸時代には旅人をチェックする関所が置かれたことでも知られているよ。関所の制度は明治維新でなくなったけれど、2007年に江戸時代の建物を完全復元し、当時の様子を今に伝えているんだ。

さっぴーからクイズだよ

江戸時代に徳川幕府が全国に設けた関所はいくつあったと思う?
①13か所 ②33か所 ③53か所

男の子 「関所って、門番の役人がいて、怪しい人が通らないように見張っていた場所だよね」
女の子 「大きな街道の途中に置かれていて、幕府が発行した通行手形がないと通れなかったと聞いたことがある」
男の子 「33か所くらいかなあ」
女の子 「わたしは53か所だと思う。だって、東海道五十三次っていう浮世絵があるでしょ。53か所の関所が描かれているんじゃないの?」
さっぴー 「関所の数については諸説あるけど、1745年の『諸国御関所書付』によると、全国に53か所設置されていたらしい。だけど、東海道五十三次とは関係がないよ。東海道五十三次の「53」は宿場といって、旅行者のための旅館などが集まった町の数。関所の置かれた町もあるけど、それは一部なんだ。江戸時代の主要な街道は、東海道、中山道、甲州道中、日光道中、奥州道中の五つ。いずれも江戸の日本橋を起点に、北へ、西へと伸びていて、それぞれの街道の途中に関所があったんだ」
女の子 「そうか。いろいろな人が地方から江戸にやってきて、江戸から地方に行くものね。怪しい人がいないか、それぞれの街道でチェックが必要なのね」
さっぴー 「特に江戸に近い箱根関所は規模も大きかったんだよ」
男の子 「へえ、今でも残っているのかな?」
さっぴー 「建物は関所が廃止された明治時代に取り壊されたけど、その後、昔の図面が発見されて、2007年に箱根関所の跡地にリアルな復元建物が完成したんだよ」
女の子 「昔の関所が再現してあるの? 見に行きましょう!」
16.6月号 さっぴーの社会科見学に行こう!:
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