受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学に行こう!

16.8月号 さっぴーの社会科見学に行こう!:
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Daiichi Sankyo くすりミュージアム

 飲むもの、塗るもの、吸入するもの。わたしたちの身の回りにはいろいろなタイプの薬があって、病気やけがをしたときには頼りになるよね。でも、その仕組みや正しい使い方って、意外と知らないんじゃないかな? そんな薬について紹介している施設が、東京・日本橋の「くすりミュージアム」。製薬会社の第一三共が運営していて、たくさんの体験展示がそろっているんだ。

さっぴーからクイズだよ

世界で初めて「ビタミン」を発見したのは誰でしょう?
①レントゲン  ②フンク  ③鈴木梅太郎

女の子 「ビタミンは薬にも入っている大事な栄養素よね。でも、日本語じゃないでしょ。発見したのは外国人じゃない?」
男の子 「じゃあ、レントゲンだ! 有名な人だもん」
女の子 「レントゲンは物理学者で、体の中を透視できるX線を発見した人だよ。ということは、答えは②のフンクかな? 初めて聞く名前だけど」
さっぴー 「ははは、2人とも残念でした。実はビタミンの発見者は鈴木梅太郎博士。農芸化学者なんだ」
女の子 「うわぁ、日本人なの!? すごいね」
さっぴー 「うん。鈴木博士は1910年に、今でいうビタミンB1を米ぬかから抽出することに成功したと報告し、イネの学名にちなんで『オリザニン』と名付けたんだ。でも論文が日本語だったから、世界ではほとんど知られなかった。すると、その翌年、ポーランドのフンク博士が同じ成分を抽出し、『ビタミン』と命名したんだよ」
男の子 「へえ、惜しかったね。鈴木博士の方が早く発見したのに」
さっぴー 「そうだね。鈴木博士が発見したビタミンB1はチアミンとも呼ばれ、不足すると脚気という病気になったりするんだ。鈴木博士はオリザニンを商品化して、脚気治療薬として売リ出したんだよ」
女の子 「患者さんは新しい薬ができてうれしかったでしょうね。それにしても、薬ってたくさんの種類があるよね。どこかで薬の歴史とか見られないかな」
さっぴー 「じゃあ、日本橋の『くすりミュージアム』に行ってみようか。医薬品に関する博物館は東京都内ではここだけだし、体験展示もたくさんそろっていて楽しいよ」
男の子 「そんな場所があるんだ。行ってみようよ」
16.8月号 さっぴーの社会科見学に行こう!:
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