受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

社会科見学へ行こう!

所沢航空発祥記念館

 みんなは日本初の飛行場が、どこにあったか知っているかな? 答えは埼玉県所沢市。1911(明治44)年に当時の陸軍などが、ここに航空実験用の飛行場を開いたのが始まりなんだ。その跡地は、今では県営の所沢航空記念公園になっていて、園内の一角にあるのが「所沢航空発祥記念館」だよ。本物の飛行機のほか、体験展示もたくさんそろっていて、飛行の歴史や原理などを楽しく学べるんだ。

さっぴーからクイズだよ

人類初の有人飛行を熱気球で成功させたのは、どこの国の人でしょう?
①アメリカ ②フランス ③日本

男の子 「えっ、熱気球!? 飛行機じゃなくて?」
女の子 「初めて飛行機で飛んだ人なら、アメリカのライト兄弟よね。でも熱気球は知らないなあ。熱気球は、気球の中の空気を暖めて軽くして飛ばすんでしょう? エンジンがあるわけじゃないし、飛行機よりずっと昔からあるんだと思うけど…」
さっぴー 「そのとおり。実は人類が初めて空を飛んだのは、熱気球によってなんだ。1783年にフランスの発明家のモンゴルフィエ兄弟が、自作の熱気球で有人飛行実験に成功したのが最古の記録だよ。当時のフランスは、有名なルイ16世の時代。動物を乗せて事前に行われた実験は、王妃マリー・アントワネットも見守ったんだって。その後、ガス気球やグライダーなどが登場して、ライト兄弟がエンジン付きの飛行機で空を飛んだのは、1903年のことなんだよ」
男の子 「マリー・アントワネットといえば、フランス革命で処刑された王妃だよね。優雅に熱気球の見物もしたんだ」
さっぴー 「ちなみにモンゴルフィエ兄弟と同じころ、日本にもユニークな飛行家が現れてね。1785年にふすまや障子などを仕立てる表具師の浮田幸吉が、グライダーのようなものを作って空を飛んだと伝えられているんだよ」
女の子 「ええっ!? そんな日本人がいたなんてすごいわ!」
さっぴー 「そうだね。それじゃ、埼玉県の所沢航空発祥記念館に行ってみようか。ここは航空機の歴史や飛行原理について学べる博物館で、実物や映像を見られるほか、フライトシミュレータにも挑戦できて楽しいよ」
男の子 「シミュレータ!? わ~い、早く行こうよ!」
19年1月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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