受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

社会科見学へ行こう!

第125回 東京臨海部広報展示室 TOKYOミナトリエ

 お台場のある臨海副都心は、都内でも指折りの観光地。イベントもたくさん開催されているから、遊びに行ったことのある人も多いんじゃないかな? そんな臨海副都心を含めた東京臨海部の過去・現在・未来を紹介するのが、「東京臨海部広報展示室 TOKYOミナトリエ」だよ。さまざまな展示や大型のタッチパネルモニターなどを使って、東京臨海部の魅力を発信しているんだ。

さっぴーからクイズだよ

臨海副都心の観光スポットとして有名な「お台場」。その名前の由来は、次のうちどれでしょう?
①江戸時代に「天下の台所」と呼ばれていたから
②幕末に砲台が造られたから
③大きな灯台が設置されていたから

女の子 「んん? 『天下の台所』は大阪のことじゃないかな。大阪は江戸時代、大名の蔵屋敷がたくさんあったことから、日本中からいろいろな商品が集まり、その取り引きをする豪商が生まれたって聞いたことがあるよ」
男の子 「そうだよね。だったら、答えは砲台か灯台だけど、ぼくは灯台だと思う。だってお台場は海の近くにあるもん。きっと昔は大きな灯台があったんだよ」
さっぴー 「なるほど。確かに『天下の台所』といえば大阪だし、かつてお台場辺りに『品川燈台』があったことも事実。でも地名の由来は、実は②の『砲台』なんだよ」
女の子 「ええっ? 砲台って大砲を置く台座のことよね?」
さっぴー 「そうだよ。台場というのは、砲台を備えた要塞のようなもののことなんだ。かつて、お台場には6基の台場があったんだけど、これらが造られたのは、1853年にペリーが来航したからなんだ。黒船を見て、脅威に感じた江戸幕府が、海を埋め立てて台場を築いたんだよ。そのことから、『将軍様の台場がある場所』として、敬意を込めて『お台場』と呼ぶようになったというわけ」
男の子 「へえ、由緒ある地名なんだね」
さっぴー 「結局、大砲は使われず、台場も時代の流れのなかで埋め立てられて、今では2基が残っているだけなんだ」
女の子 「へえ、今でも残っているの? 見てみたいな」
さっぴー 「それじゃ、東京臨海部広報展示室の『TOKYOミナトリエ』に寄ってから見に行こうか。ここは台場の跡地である台場公園にも近いし、東京港の歴史や周辺の街づくりについても楽しく学べる施設なんだ」
男の子 「やった! じゃあ、帰りにお台場の名所も巡ろうよ!」
19年9月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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