受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

社会科見学へ行こう!

第126回 国立天文台 三鷹キャンパス

 みんなは「国立天文台」って知っているかな? 日本の天文学を支える研究機関で、東京の三鷹、沖縄の石垣島、長野の野辺山のほか、ハワイやチリなど国内外に観測拠点を持っていて、日々“宇宙の謎”について探究しているんだ。その本部である三鷹キャンパスには、一般向けの見学コースがあって、さまざまな角度から天文学の魅力を紹介しているんだ。

さっぴーからクイズだよ

世界で初めて望遠鏡による本格的な天体観測を行った人は、次のうち誰でしょう?
①ガリレオ ②ケプラー ③伊能忠敬

男の子 「伊能忠敬は、江戸時代後期に初めて正確な日本地図を作った人だよね? 天体観測と測量って、関係があるのかもしれないね」
女の子 「わたしはガリレオだと思う。地球が太陽の周りを回っているという地動説を唱えた人でしょ。『それでも地球は回っている』って、有名なことばだよね。天体観測をしっかりやっていたから言えるんじゃないのかな」
さっぴー 「よく知っているね。クイズの答えは①のガリレオだよ。彼は1609年に、当時発見されたばかりの望遠鏡を、世界で初めて天体に向けたといわれているよ。これを機に、近代的な天体観測が盛んに行われるようになったことから、ガリレオは『天文学の父』と呼ばれているんだ。ちなみに、ケプラーは同じ年に肉眼で集めた観測データを分析して、有名な『惑星の軌道は楕円である』などの『ケプラーの法則』を発表したんだよ」
男の子 「へー。新しい観測法を考えたガリレオも、集めたデータを分析して新発見につなげたケプラーもすごいね」
さっぴー 「そうだね。実は、伊能忠敬も本来は天文学が専門なんだ。幕府に東日本全体の地図作成を願い出たのも、測量を通して地球の大きさを知りたいという思いがあったからなんだ。測量旅行では、夜に天体観測も行っていたそうだよ」
女の子 「大事業の始まりはそういう理由だったんだ」
さっぴー 「うん。こういう先人たちの熱意があって、天文学は発展してきたんだ。じゃあ、今回は東京都三鷹市の国立天文台に行ってみようか。ここは天文学の研究施設なんだけど、新旧の望遠鏡なども見学できておもしろいよ」
男の子 「わーい、最新の天文台の計画も知りたいな!」
19年10月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
1|

ページトップ このページTopへ