受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

社会科見学へ行こう!

第128回 東京都虹の下水道館

 トイレに行くたび、手を洗うたび、わたしたちは汚れた水を下水道に流しているよね。つまり、今の清潔で快適な生活は、下水道なしには成り立たないんだ。そんな“縁の下の力持ち”の下水道について、楽しく学べる施設が「東京都虹の下水道館」だよ。お台場にある「有明水再生センター」の5階にあって、土曜・日曜・祝日・夏休みなどには、さまざまなお仕事体験ができるのもポイントだよ。

さっぴーからクイズだよ

下水道管の寿命は何年くらいでしょうか?
①約10年 ②約50年 ③約80年

女の子 「寿命? そうか、ものは使っていくうちに、どんどん傷みが進むもんね。下水道管だって同じなんだ」
男の子 「そうすると、寿命は50年くらい? 10年じゃ頻繁に取り替え工事をしなきゃだめだろうし、さすがに80年は持たないだろうし…」
さっぴー 「いい読みだね。そのとおり、一般的に下水道管の寿命は、約50年とされているんだ。そもそも日本に近代的な下水道が初めて誕生したのは、明治時代の1884年。コレラの流行をきっかけに、しっかりした衛生的な下水道の整備を始めたんだね。それ以降、下水道は少しずつ全国で整備されるようになり、1964年の東京オリンピック前後の、日本が高度経済成長に沸いていた1954~1973年に、ぐっと普及率が上がったんだよ」
女の子 「え、ちょっと待って。その普及が進んだ時期って、今からちょうど50年くらい前ってことよね?」
さっぴー 「そうなんだよ。実は今の日本には、取り替えが必要な下水道管がたくさんあるんだ。それに、最近は豪雨も多いだろう? 家庭などから出る汚水のほか、雨水も処理する下水道の重要性は増すばかり。東京都下水道局でも下水道管の交換や修理に力を入れているんだ」
男の子 「この前も台風による大雨で浸水した地域があったよね。下水道ってふだんはあまり意識しないけど、とても大切なんだね」
さっぴー 「そういうこと。それじゃ、今回は『東京都虹の下水道館』に行ってみよう。ここは東京都下水道局の広報施設で、下水道の役割が学べるほか、お仕事体験もできるんだ」
女の子 「わーい、早く行ってみようよ」
19年12月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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