受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

社会科見学へ行こう!

第129回 江東区深川江戸資料館

 江東区の深川エリアといえば、江戸の面影が残る古い下町。周辺には由緒ある寺社や優雅な日本庭園などが点在していて、外国人観光客にも人気なんだ。そんな深川にある「江東区深川江戸資料館」では、江戸時代の深川の町を、何と実物大で再現。お店に並んでいる商品や長屋の調度品も細かくつくり込まれていて、昔の暮らしが手に取るようにわかるんだ。

さっぴーからクイズだよ

江戸時代、江戸の庶民の約7割が暮らしていた長屋。今でいう1階建ての賃貸アパートだけど、各部屋に備え付けられていなかったものは、次のうちどれでしょう?
①風呂 ②トイレ ③畳

女の子 「知ってる、お風呂でしょ! 代わりに銭湯がたくさんあって、みんな毎日通っていたのよね」
男の子 「トイレも家の外にあったって聞いたよ。冬の夜、外のトイレに行くのは、寒いし怖いよね」
さっぴー 「ふふふ、風呂やトイレがなかったことは有名だよね。ひとまず、2人とも正解だよ。でも、実は畳も備え付けじゃなかったんだよ」
女の子 「ええ!? 畳って、最初から敷いてあるものなんじゃないの」
さっぴー 「そうだよね。でも当時は、大家が貸すのはあくまでも部屋だけ。畳や障子は自分で持ち込むものとされていたそうだよ。だからお金のない独身の男の人などは、床板の上に直接むしろを敷いていたんだって」
男の子 「ええっ、夏はともかく、冬は寒そうだなあ」
さっぴー 「そうだろうね。当時は暖房器具も、火鉢くらいしかなかったわけだし。でも、ご近所さんと助け合い、にぎやかに生活するのが、江戸の日常だったんだ」
女の子 「長屋の暮らしか。部屋はすごく狭かったのよね? ふだんのおかずは漬物ばっかりかな。気になるな~」
さっぴー 「おっ、江戸の庶民生活に興味が湧いたみたいだね。それじゃ、『江東区深川江戸資料館』に行ってみようか。ここは江戸時代の深川の下町を、当時の工法で再現した施設なんだ。もちろん、長屋の内部も見学できるし、それぞれの住人のキャラクターも細かく設定されているよ。日用品などにも触れられて楽しいよ」
男の子 「おもしろそう。江戸の生活を確かめに行こうよ!」
20年1月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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