受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

社会科見学へ行こう!

市立市川考古博物館

 みんなは歴史の勉強は好きかな? 教科書をきちんと読むのは基本だけど、実際に昔の暮らしや技に触れると、時代の空気をより深く理解することができるんだ。千葉県にある「房総のむら」は、そんな体験型の学習にぴったりの施設。古墳時代の埴輪や江戸時代の町並みなどが再現されていて、楽しみながら房総の歴史や伝統的な技術を学ぶことができるよ。

※ 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、現在は例年よりも種類を絞って実演・体験などの演目を行っています。詳細はホームページ等でご確認ください。

さっぴーからクイズだよ

古墳に埴輪はつきもの。動物を表現した埴輪もたくさん出土しているんだけど、次のうちこれまでに見つかっていない動物の埴輪はどれでしょう。
①犬 ②鹿 ③鳥

男の子 「埴輪! 古墳の周りに並べられた、人や動物などをかたどった素焼きの土器のことだよね。動物なら馬が有名だけど、きっと犬もあると思う。人間と犬は大昔から一緒に暮らしてきたし、埴輪の題材になっていてもおかしくないもん」
女の子 「そうね。鹿の埴輪もありそう。そもそも埴輪は、有力者のお墓に置かれたものでしょう。角の立派な鹿は見栄えがすると思うの。そうなると、埴輪にないのは鳥かな。でも、鳥の翼もすてきだし…」
さっぴー 「いいね、2人ともいろいろと考えるね。では、正解を発表します。埴輪には、犬も鹿も鳥もありまーす!」
男の子 「ええっ、そんなのずるいじゃない!」
さっぴー 「ははは、まあ、落ち着いて。基本的に動物の埴輪は、当時の社会と縁の深い動物をかたどったものなんだ。たとえば、馬は乗り物、イノシシ・鹿・水鳥は獲物、犬は狩りの相棒だったから、埴輪の題材にされたんだね。ニワトリの埴輪もよく出土するけど、これは古代人がニワトリを『朝を呼ぶもの』として神聖視していたからといわれているよ」
女の子 「へえ、埴輪にはいろいろな意味があるのね」
さっぴー 「そのほか人形・円筒形・家形など、埴輪は種類も豊富でおもしろいんだ。それじゃ、今回は千葉県の『房総のむら』に行ってみようか。ここは印旛沼の近くにある体験型博物館で、園内には本物の古墳があって、その周りには埴輪がたくさん並べてあるんだ。江戸時代の商家や農家も再現されているよ」
男の子 「すごい、タイムスリップができそうだね!」
20年8月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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