受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

社会科見学へ行こう!

気象庁 気象科学館

 豪雨や地震に津波…。自然の力の恐ろしさは、みんなも知っているよね。こうした災害はいつ、どこで起こるかわからないから、日ごろから備えておくことがとても大切なんだ。気象庁が運営する「気象科学館」は、気象現象のメカニズムから防災の基礎知識まで、わかりやすく学べる施設。東京・大手町から虎ノ門に移転し、この7月にリニューアルオープンしたばかりなんだ。新しいコンテンツもそろっているよ。

さっぴーからクイズだよ

気象庁の自動気象観測システム「アメダス」で観測していないものは、次のうちどれでしょう?
①積雪量 ②湿度 ③日照時間

女の子 「『アメダス』って、宇宙から、地球にかかる雲の様子を確かめたりする気象衛星のこと?」
男の子 「それは『ひまわり』だよ。でも、ぼくもアメダスは名前くらいしか知らないや。どんなシステムなの?」
さっぴー 「アメダスとは、気象庁による無人の地域気象観測システムで、全国に約1300か所も設置されているんだ。このアメダスで気温や降水量などのデータを集めて、天気予報に役立てているんだよ」
女の子 「なるほど、各地の天気を細かくとらえる装置なのね」
男の子 「それなら積雪量も湿度も日照時間も、すべて観測しているんじゃないかな? どれも天気のデータには欠かせないよ」
さっぴー 「おっと、そうきたか。現在、アメダスで観測しているのは、気温、降水量、風向・風速、日照時間が基本で、さらに雪国では積もった雪の深さも測っているよ。でも湿度は、地域を代表して有人の気象台や測候所で観測しているんだ。だから、正解は②の湿度なんだけど、実は近い将来、アメダスで湿度の観測を開始する一方、日照時間の観測を廃止する計画もあるんだって」
女の子 「そうなのね。ところで、全国各地で集めたデータは、気象庁がまとめて分析しているの?」
さっぴー 「そのとおり。アメダスのデータは10分ごとに自動で気象庁に送信されるんだ。それに気象衛星やスーパーコンピューターなどから得たデータも加えて、予報官が天気を予測するというわけ。それじゃ、今回は移転リニューアルしたばかりの『気象科学館』に行ってみよう。ここは気象庁が運営する施設で、さまざまな気象現象や防災について楽しく学べるよ」
男の子 「いいね。ぼく、空を見上げるのは大好きなんだ」
20年10月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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