さっぴーの社会科見学へ行こう!

旧神山家住宅主屋 |
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「立派な家ね。もともとは小平市の隣の小金井市に建てられていたのを、江戸時代後期に小平市の豪農・神山家が譲り受けて、土台ごと引っぱってきたんだって」 |
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「家の前には木が茂っているよ。なるほど、土地が平らな小平市周辺では、こんなふうに風よけの木を植えて『屋敷森』を作ったんだ」 | |
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「玄関を入ると土間があって、左手に部屋が並んでいるわ。土間に据えた大釜では、布を染めたりもしたんだって」 | |
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「土間の右手には『うまや』のほかに、蚕部屋もあるね。昔のこの一帯はとにかく水が不足していて、米もとれなかったから、年貢は繭や炭を売ったお金で払ったんだって」 |
柱の立て方の違いを
確認しよう!
建物の基礎を造るとき、地面に穴を掘って柱を直接埋め込む工法が「掘っ建て」だよ。その一方、まず足場となる石を地面に置き、その上に柱を据える工法を「石場建て」というんだ。小平ふるさと村には、そのどちらの工法の建物もあるので、違いを見比べてみて。
旧鈴木家住宅穀櫃 |
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「これは江戸時代後期の備蓄倉庫。当時は村ごとに穀櫃をつくって、災害や飢饉に備えてヒエやアワを蓄えておいたんだって」 | |
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「穀櫃の容量は150石。つまり、大人150人が1年間に食べる量の穀物を備蓄できたのね。屋根の下には大きな錠前もついているわ」 | |
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「ただ、この穀櫃は大正時代に、普通の物置に改造されたんだって。引き戸があるのはそのためなんだ」 | |
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「そうやって形を変えて、100年も200年も使われてきたのね。丈夫な造りなんだなあ」 |

水車小屋 |
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「わーい、水車小屋よ! 小平には、玉川上水を本流として、分流の水路がいくつも造られたのね。そしてあちこちの水路で水車が回っていたんだって」 |
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「水車小屋の中には大きな臼や杵もあるね。第二次世界大戦のころまでは、これらを水車と連動させて、いろいろな穀物をひいていたんだ」 | |
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「製粉や精米の工程のサンプルも置いてあるわ。もみと玄米と白米とでは、粒の大きさがまったく違うのね。おもしろいな」 | |
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「水車小屋の横には畑が広がっているよ。ここで実際に小麦やヒエ、アワなどを育てていて、秋には昔ながらの製粉の実演も行うんだね」 |
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