受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

ふなばし三番瀬環境学習館

見学を終えて…

男の子 「干潟には初めて来たんだけど、こんなにおもしろい場所だったんだね! 砂の中には生き物がたくさんいて、空には多くの鳥が飛んでいたね。干潟を歩くのはとても楽しかった」
女の子 「わたしも。それに環境学習館も見応えがあったね。体験型の展示がたくさんあって、三番瀬の歴史や生き物のほか、環境問題についても楽しく学べたわ。ここに来たら、干潟と環境学習館を必ずセットで見学しなくちゃ損だと思う」
さっぴー 「この『ふなばし三番瀬環境学習館』は、ふなばし三番瀬海浜公園内に、2017年に開館した施設なんだ。園内には、噴水広場、バーベキューエリア、野球場、テニスコートなどもそろっているから、ここで一日じっくり遊ぶ人も多いんだよ」
男の子 「施設が充実していて、何をしようか迷うくらいだね。それに環境学習館では、さまざまなワークショップも行われているんでしょう?」
さっぴー 「そうそう。スタッフと一緒に生き物を観察したり、工作に挑戦したりできるんだ。それに、最近は新型コロナ対策の一環として、オンラインでのリアルタイムワークショップも開いているんだよ」
女の子 「オンラインでなら、自宅から参加できるのね」
さっぴー 「オンライン会議ツール(Zoom)を使って、スタッフと参加者がコミュニケーションを取りながら、イカの解剖をしたりするんだ。画期的な取り組みだから、公式ホームページでイベントスケジュールをチェックしてみるといいよ」

夏の特別展

「ニン! ニン! ひがた忍者道場」  干潟の生き物のなかには、忍者のような〝スゴ技〟を持つものも多いんだ。環境学習館の2階で開催中の特別展は、こうした生き物をモチーフにした楽しいアトラクション展示。挑戦者はヒトデのように壁登りをしたり、ボラのように高くジャンプしたりして、「ひがた忍者」になる修行を積むんだよ。さらにフロアの一角には、忍者が使う「忍具」も展示。水鳥の足の水かきに似た水器「水蜘蛛」などが見られるので、干潟の生き物と忍具との共通点にも注目してみて。

大アスレチック「じごくの巣穴修行」

ひがた忍者が忍術を教えてくれるよ

三重大学国際忍者研究センターの
貴重な忍具も展示

INFORMATION

地図

ふなばし三番瀬環境学習館

●開館時間
 9:00~17:00

●休館日
 月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)、
年末年始(12/29~1/3)
※春・夏の長期休暇期間は開館

●利用料
 一般400円、高校生・大学生200円、
小学生・中学生100円

所在地:千葉県船橋市潮見町40

TEL:047-435-7711

HP:www.sambanze.jp

交通:JR総武線「船橋」駅、京成本線「京成船橋」駅から「船橋海浜公園」行きバスで約25分、JR京葉線「二俣新町」駅から同バスで約10分、終点下車

21年9月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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