受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

渋沢栄一記念館

資料室

男の子 「記念館の資料室は、渋沢栄一ゆかりの資料でいっぱいだ。これは藍の葉から作った固形染料の藍玉? なるほど、渋沢栄一の実家は藍玉などをつくる裕福な農家だったんだね」
女の子 「渋沢栄一のいとこで、富岡製糸場の初代場長の尾高惇忠の写真もあるね。渋沢栄一は彼に『論語』などの学問を教わって、その精神を生涯大事にしたんですって」
男の子 「あ、獅子頭だ。へえ、若いころの渋沢栄一は、郷土芸能の獅子舞の役者も務めたのか。地元を離れた後も、獅子舞を見に帰郷したんだって」
女の子 「わあ、かわいい人形! これは日米親善のために、それぞれの国が贈り合ったもので、渋沢栄一はこのプロジェクトの日本代表を務めたのね」
さっぴー

新1万円札の顔に!

 偽造紙幣の流通を防ぐため、日本では約20年に1回、紙幣のデザインを変えているんだ。次に変更されるのは2024年の予定で、渋沢栄一が新1万円札の肖像になることが決定! 実は、これまでも候補には挙がっていたんだけど、昔はひげがある肖像のほうが、偽造防止に役立ったこともあり、採用されなかったみたい。裏にはJR東京駅の丸の内駅舎が描かれるよ。ちなみに、新5000円札は津田塾大学の創設者の津田梅子、新1000円札は破傷風の治療法を発見した世界的な細菌学者の北里柴三郎だよ。

さっぴー

多目的室

女の子 「このフロアは体育館みたいね。スクリーンの前には観覧席があって、渋沢栄一の功績を紹介する約20分の映像が見られるわ」
男の子 「ところどころでアニメも交えて紹介してくれるので、わかりやすいな。渋沢栄一は少年のころから賢く、大人と交渉して上等の藍の葉を安く仕入れたこともあったんだ」
女の子 「20代では討幕を考えたけど、縁があって徳川慶喜に仕えることになるのね。やがて明治政府が発足すると、要請を受けて官僚になるの。なかなか波乱の人生だわ」
男の子 「その後、33歳で実業家に転身して大活躍。76歳で経済界を引退したけど、それ以降も学校や病院をつくるなど、社会貢献活動を続けたんだね。すごい人だったんだなあ」
21年10月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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