受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

マンガの巨匠たちの暮らしを再現 トキワ荘
マンガミュージアム にやってきました!

マンガ家の部屋

18号室 (山内ジョージ)

男の子 「トキワ荘に住んでいたマンガ家の部屋が再現されているのは、ミュージアムの2階なんだね。玄関で靴を脱いで、ぎしぎし鳴る階段を上がっていくと…。おお、四畳半の和室が並んでいるよ」
女の子 「そのうちの3部屋は、家具や小物も再現してあるわ。18号室には、石森章太郎先生のアシスタントをしていた山内ジョージ先生が住んでいたんだって」
男の子 「棚には外国の推理小説や映画のフィルムを収めた缶が詰まっているよ。これらは石森章太郎先生の部屋に置けなかったものなのか」
女の子 「畳の上に散らばる雑誌は、よく出前を届けに来た人も読んでいったんだって。何だかほほ笑ましいわ」

発見 汚れもきしみも
リアルに再現

  再現されたトキワ荘は、築10年、1962年ごろという設定。映画の美術チームが腕を振るい、当時の姿に近づけたんだ。時代に合った道具類をそろえただけでなく、トイレの便器の黄ばみ、廊下や階段のきしみまで、特殊な加工を施して再現したんだよ。

19号室 (水野英子)

女の子 「こちらはトキワ荘唯一の女性マンガ家・水野英子先生の部屋ね。マンガの合作のために18歳で上京して、7か月間だけトキワ荘で暮らしたんだって」
男の子 「でも、3か月くらいの滞在予定だったから、荷物は柳で編んだスーツケース一つ。家具もなくて、がらんとした部屋だな」
女の子 「だから水野先生は大きなカウボーイの絵を描いて、壁に貼っておいたのね。この絵はミュージアムの開館に合わせて水野先生があらためて描いたものだけど、さすが躍動感があって、かっこいいわ」
男の子 「今回、水野先生はふすま絵も描き下ろしているんだって。しっかりチェックしなきゃ」

20号室 (よこたとくお・
鈴木伸一・森安なおや)

男の子 「20号室には鈴木伸一先生、森安なおや先生も住んでいたけど、現在は学習マンガで活躍したよこたとくお先生の部屋として再現されているのか。おっ、白黒テレビだ。映っているのは、当時のニュース番組やCMだね」
女の子 「脚の付いたステレオもあるわ。これはその下に置かれた将棋盤ともども、よこた先生が16号室に住んでいた赤塚不二夫先生と一緒に買ったものなのね」
男の子 「ステレオはラジオも聞けるタイプ。よこた先生は野球ファンで、巨人・阪神戦の中継に熱中したんだって」
女の子 「その横に大きな火鉢が置いてあるのもおもしろいわ。このころは、まだ火鉢が現役の暖房器具だったんだね」
21年12月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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