受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

地域の変貌

女の子 「近代以降、農村から都市へと変わっていった相模原。その変遷を紹介しているよ。大正時代の上溝エリアは市場町で、約150軒もの商店が集まっていたんだ。当時の看板や帳場の道具が展示されているね」
男の子 「昭和時代に入ると、相模原には陸軍の施設や工場が次々と造られたんだ。弾薬箱や工具箱など、陸軍の備品も見られるね」
女の子 「相模原が市になったのは1954年。その後の高度経済成長期には、工業団地も生まれたのね。このころになると、庶民もテレビや冷蔵庫などを持つようになったんだ」
男の子 「あっ、相模大野の駅前を再現した三つのジオラマを発見! 1975年、1983年、2000年と、各時代の街の様子を見比べることができるよ。おもしろいな」

人と自然のかかわり

男の子 「この展示室では、相模原の自然を実物大で表現しているよ。相模川の中流の河原に咲いている淡い紫色の花は、絶滅危惧種のカワラノギク。全国でも数か所の川でしか見ることができないんだって」

女の子 「こっちは段丘の崖の部分。人が近づかず、うっそうとした常緑樹の林が続いていて、今でも野生の動物がたくさんすんでいるんだ」
男の子 「一方の雑木林は、人が利用するために手を入れた林。立ち並ぶのは落葉樹で、段丘の崖の林よりも内部が明るいのがわかるな」
女の子 「街中の自然を紹介するコーナーもあるのね。適応力の高いカラスに、アスファルトの隙間に咲くタンポポ…。みんなたくましい!」

天文展示室

男の子 「宇宙にまつわる展示物の多くは、ここに集められているんだね。わーい、JAXAのコーナーだ。『はやぶさ』に搭載されたマイクロ波イオンエンジンの実物大模型があるよ。両手で持てるくらいの大きさで、意外にコンパクトだね」

女の子 「本物の隕石がたくさん並んでいるわ。ここでは隕石を偏光顕微鏡で観察することもできるの。まるでアート作品みたいにきれいだわ」
男の子 「奥のテーブル型の円形スクリーンは、屋上の太陽望遠鏡と連動しているんだ。太陽の表面の様子をリアルタイムで観測できるのはすごいね」
女の子 「大型マルチモニターでは、宇宙の神秘をテーマにした映像が見られるよ。銀河や星雲の輝きには本当にうっとりしちゃう」

天文研究室

 宇宙の知識をもっと広げたくなったらここへ。さまざまな資料がそろっているうえ、プラネタリウムスタッフや学芸員が常駐し、みんなの質問に答えてくれるんだ。2階には自然・歴史分野を扱う市民研究室もあるよ。

天体観測室

 博物館の屋上には、口径40cmの大型望遠鏡を備えた天体観測室があって、毎月、「ナイトプラネタリウム&観望」というイベントを行っているんだ。事前予約制なので、スケジュールを確かめて、相模原市コールセンター(042-770-7777)に申し込もう!

22年8月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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