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  • 18年4月号 [入試に出る時事問題]これだけは知っておこう! さぴあニュースバンク

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さぴあニュースバンク 2017年5月

2 金曜日 国際 アメリカのドナルド・トランプ大統領はこの日、今後5〜10年の核政策の指針となる「核戦略見直し」を発表した。この文書には新たな小型核兵器を開発すること、核兵器を使わない攻撃にも核兵器で反撃する可能性があることなどを明記。「核兵器のない世界」を唱えたバラク・オバマ前大統領の方針から大きく転換したことになる。
3 土曜日 科学 宇宙航空研究開発機構(JAXA)はこの日午後2時3分、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から、全長9.5メートル、重さ2.6トンという世界最小級のロケット「SS-520」5号機を打ち上げた。低コスト化を図るため、今回の5号機には市販の電子部品が多く使われているが、そのようなロケットの打ち上げに成功したのはこれが初めて。
4 日曜日 政治 沖縄県名護市で市長選挙の投票・開票が行われ、前名護市議会議員で自由民主党(自民党)などが推薦する渡具知武豊氏が、民進党などが推薦する現職の稲嶺進氏を破って初当選した。渡具知氏は同県宜野湾市にあるアメリカ軍普天間飛行場を名護市辺野古に移す計画を事実上認めている。稲嶺氏はこれに反対していたが敗れたため、今後、移設工事が進むものとみられる。
5 月曜日 社会 この日から8日にかけて、北陸地方西部の上空に強い寒気とともに雪雲が流れ込んだ。6日には福井市で37年ぶりに積雪が130センチを超えるなど、記録的な大雪となった。積雪のスピードに除雪が追いつかず、6日午前からは福井県北部の坂井市・あわら市、石川県南部の加賀市を通る国道8号で約1500台の車両が立ち往生したため、福井県では自衛隊に災害派遣を要請した。また、雪に埋もれた車内に閉じ込められて一酸化炭素中毒になったり、雪下ろし中に屋根から転落したりして死亡した人は10人以上に上った。
6 火曜日 科学 アメリカの宇宙企業スペースX社はこの日午後3時45分(日本時間7日午前5時45分)、フロリダ州にあるアメリカ航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターから、世界最大の輸送能力を持つという大型ロケット「ファルコン・ヘビー」を打ち上げた。今回は初の試験飛行で、地球の軌道と火星の軌道との間を往復しながら太陽の周りを回り続ける。全長約70メートル、重さ約1420トンの2段式で、火星まで16.8トンもの荷物を運ぶことができる。
9 金曜日 スポーツ この日、大韓民国(韓国)の平昌で第23回冬季オリンピックの開会式が行われた。 もっと詳しく参照
9 金曜日 経済 農林水産省はこの日、2017年に日本から海外に輸出された農林水産物と食品の金額は8073億円(速報値)と前年より7.6%増え、5年連続で過去最高を更新したと発表した。日本食ブームの影響とみられる。輸出額の上位3か国・地域は香港、アメリカ、中華人民共和国(中国)となっている。
13 火曜日 文化 政府はこの日、将棋棋士の羽生善治氏と囲碁棋士の井山裕太氏に国民栄誉賞を贈った。
13 火曜日 社会 法務省はこの日、2017年の1年間に日本で難民認定の申請を行ったのは1万9628人(速報値)で、2017年より8727人増え、7年連続で過去最多を更新したと発表した。しかし、認定されたのは2017年より8人減って20人にとどまった。申請者の国籍で多いのはフィリピン、ベトナム、スリランカ、インドネシアなど。法務省ではこれらの国について、難民が発生するような状況ではないので、日本で働く目的で申請しているとみている。
16 金曜日 科学 国際宇宙ステーション(ISS)に2017年12月から滞在している金井宣茂宇宙飛行士は、日本時間でこの日の午後9時ごろから翌日の午前3時ごろまで、ISSの外で船外活動を行った。日本人飛行士の船外活動は2012年11月の星出彰彦飛行士以来4人目で、約5年3か月ぶり。 もっと詳しく参照
17 土曜日 文化 この日、中学生棋士の藤井聡太五段は第11回朝日杯将棋オープン戦の本戦(持ち時間各40分)の準決勝で、羽生善治竜王と公式戦では初めて対局し、119手で勝利した。続く決勝でも広瀬章人八段を破って優勝した。これにより、「全棋士が参加する棋戦での優勝」という昇段条件を満たしたため、15歳6か月という史上最年少で六段に昇段することになった。
25 日曜日 スポーツ この日に開催された第12回東京マラソンで、設楽悠太選手が2時間6分11秒という日本新記録を出し、2位に入った。1位はケニアのディクソン・チュンバ選手。これまでの日本記録は2002年に高岡寿成選手がシカゴマラソンで出した2時間6分16秒だった。

大韓民国の平昌で冬季オリンピック日本は合計13個のメダルを獲得

冬季オリンピック平昌大会 日本のメダリスト
羽生結弦 フィギュアスケート男子シングル
小平奈緒 スピードスケート女子500m
高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃、菊池彩花
     スピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)
高木菜那 スピードスケート女子マススタート
高木美帆 スピードスケート女子1500m
平野歩夢 スノーボード男子ハーフパイプ
渡部暁斗 スキー・ノルディック複合個人ノーマルヒル
小平奈緒 スピードスケート女子1000m
宇野昌磨 フィギュアスケート男子シングル
原 大智 スキー・フリースタイル男子モーグル
高梨沙羅 スキー・ジャンプ女子ノーマルヒル
高木美帆 スピードスケート女子1000m
本橋麻里、藤沢五月、鈴木夕湖、吉田知那美、吉田夕梨花
     カーリング女子

※スキー・ノルディック複合は男子のみの種目

 2月9日から25日まで、大韓民国(韓国)の平昌で第23回冬季オリンピックが開催されました(一部の競技は8日にスタート)。史上最多の92の国・地域から2900人を超える選手が参加し、7競技102種目(種目数も冬季オリンピック史上最多)で熱戦が繰り広げられました。

 日本は金4、銀5、銅4と、合計13個のメダルを獲得しました。これは1998年の長野大会の10個を上回る史上最多の獲得数です。

 今回、最初に金メダルに輝いたのはフィギュアスケート男子シングルの羽生結弦選手です。2017年11月の右足首のけがを乗り越え、フィギュアスケート男子シングルでは66年ぶりとなる連覇を成し遂げました。銀メダルは宇野昌磨選手でした。

 次はスピードスケート女子500メートルの小平奈緒選手です。日本の女子がスピードスケートで金メダルを獲得したのはこれが初めてです。

 三つ目はスピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)です。チームの主力の高木美帆選手はスピードスケート女子1500メートルの銀、同1000メートルの銅に続いて3個目のメダル獲得となりました。

 四つ目は高木美帆選手の姉で、スピードスケート女子団体追い抜きでも金メダルを獲得していた高木菜那選手。新種目のスピードスケート女子マススタートで優勝しました。

 韓国は1988年にソウルで夏季オリンピックを開催しましたが、冬季オリンピックの開催は初めてです。朝鮮半島では同じ民族が韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とに分断されてしまっていますが、今回、韓国の選手団は開会式で、朝鮮半島の地図を描いた「統一旗」を掲げ、北朝鮮と合同で「コリア」として入場。また、アイスホッケー女子は韓国と北朝鮮が合同チームを作って参加しました。

 なお、国家ぐるみでドーピング(運動能力を高めるため、スポーツ選手が禁止薬物を用いること)をしていたと認定されたロシアについては、国の代表としての選手の派遣は認められず、「ロシアからのオリンピック選手(OAR)」として個人資格で参加しました。

国際宇宙ステーション(ISS)で金井宣茂飛行士が船外活動を実施

 金井宣茂JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙飛行士は日本時間の2月16日午後9時から、国際宇宙ステーション(ISS)の外に出て船外活動を行いました。日本人飛行士の船外活動は2012年11月の星出彰彦飛行士以来4人目で、約5年3か月ぶりです。

 船外活動とは宇宙飛行士が宇宙空間に出て、宇宙船の古くなった部品の交換や地球から届いた装置の組み立て、写真撮影などを行うこと。「宇宙遊泳」ということもあります。世界で初めての船外活動は1965年3月18日、ソビエト連邦(現ロシアなど)のレオーノフ飛行士によって行われました。

 金井飛行士は宇宙空間に出るため、まずISSの船内で数時間かけて低い気圧に体を慣らしました。これは、宇宙服は約0.27気圧という低気圧の環境で使用するよう設計されているからです。ISSの船内は地上と同じ1気圧であるため、宇宙服を着るには体を低い気圧に慣らすことがどうしても必要なのです。船外から船内に戻る際は、今度は逆に、徐々に高い気圧に体を慣らすことになります。

 宇宙空間は物に重さがない無重量状態であるうえ、地球上では考えられない高温や低温にもさらされる厳しい環境です。そこで飛行士を守るのが宇宙服です。服の中の気圧が低いことを除けば、宇宙船の内部にいるときと同様に、さまざまな作業ができるようになっていることから、「人の形をした宇宙船」と呼ばれることもあります。

 今回、金井飛行士はアメリカのマーク・バンデハイ飛行士と5時間57分にわたって、日本の無人補給機「こうのとり」をキャッチするときなどに使うロボットアームの先端部品を交換したり、カメラを別の場所に付け替えたりする作業に取り組みました。この間、テキサス州ヒューストンにあるアメリカ航空宇宙局(NASA)のジョンソン宇宙センターの運用管制室から指示を出し、船外活動を支援する役割を担ったのは星出飛行士です。

 金井飛行士は2018年6月3日に地上に帰還する予定です。

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