受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さぴあインタビュー/全国版

15.7月号 さぴあインタビュー/全国版:
目次|3|

 JULY  2015 /多様な個性が刺激し合い
切磋琢磨する教育環境が
“未来の先導者”を育てる 部長 会田 一雄 先生/聞き手:サピックス 教育情報センター所長 神田 正樹・サピックス小学部
第一教務部
山口 拓司

聞き手:サピックス 教育情報センター所長 神田 正樹・サピックス小学部 第一教務部 山口 拓司

教科や学年の枠を超えた 幅広い学びの場も用意

上/キャンパスの中央に位置する共用棟。1階にある図書室の蔵書数は約7万冊で、DVD、CDなどの非図書資料も4000点所蔵しています
下/授業以外にも自由に利用することができるAVC教室(コンピューター教室)が二つあります

神田 特色ある授業として、幅広い内容を学べる「ゆとりの時間」を設けていますね。「百人一首をやろう」「SFC野鳥観察教室」「Let's sing in English(ア・カペラ)」など、さまざまなプログラムが用意されていますね。

会田 そのほかにも、英語をベースにして自分自身を表現することをめざし、話すだけでなく、いろいろな動作をしたり、ドラマを取り入れた講座を設けたりしています。文化祭でも発表しますが、生徒たちは非常に生き生きとしています。

山口 芸術鑑賞にも力を入れていらっしゃいますね。

会田 「特別カリキュラム」として、オーケストラの演奏や歌舞伎などを鑑賞する芸術鑑賞会を行っています。ほかにも、福澤先生や慶應義塾にゆかりのある方の話を聞く「福澤講演会」もあります。高等部ではある程度しっかりした学問を身につけなくてはならないので、「高等教育ではどんなことを学べばいいか」「人生をどのように歩んでいけばいいか」という話をしていただきます。自分たちの人生について考えさせようということです。お話ししていただく方は、塾内からだけでなく、塾外からもお呼びします。中等部生には夢を持ってもらうために、今年は総合政策学部の水鳥寿思専任講師に話していただきました。2004年のアテネオリンピックにおいて、体操の男子団体総合で金メダルを取った方で、金メダルの実物も見せていただきました。

神田 6年生でI類を選択した生徒は「論文実習」が課されるそうですね。ホームページを拝見すると、「テレビと育つ子ども」「『星の王子さま』研究」「21世紀型百貨店論」など、非常にユニークな研究がありました。まさしく、今の時代のなかで、自分が関心を持ったテーマについて、自由自在に研究していますね。

会田 テーマを見ると、現代社会に近いものもありますし、夢のような話を追い求めているものもあります。指導教員は、なるべく生徒の個性を伸ばしていく形で後押しをしています。大学がすぐ近くにあるので、なかには自分で直接、大学の先生にコンタクトを取ってアドバイスをもらっている生徒もいます。

神田 高大連携ということばを出すまでもなく、自然体で大学との連携ができているわけですね。

会田 門はなく、キャンパスも同じなので、生徒も庭のような感じで大学の学部に行っています。

15.7月号 さぴあインタビュー/全国版:
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