受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さぴあインタビュー/全国版

15.7月号 さぴあインタビュー/全国版:
目次|4|

 JULY  2015 /多様な個性が刺激し合い
切磋琢磨する教育環境が
“未来の先導者”を育てる 部長 会田 一雄 先生/聞き手:サピックス 教育情報センター所長 神田 正樹・サピックス小学部
第一教務部
山口 拓司

聞き手:サピックス 教育情報センター所長 神田 正樹・サピックス小学部 第一教務部 山口 拓司

行事やクラブ活動のほか、 学外での有志団体の活動も活発

サピックス小学部 第一教務部
山口 拓司

山口 年間のスケジュールを拝見しますと、一年を通じてさまざまな行事がありますが、どのような特徴がありますか。

会田 生徒たちの良いところは、特定のイベントだけを重視するのではなく、それぞれのイベントに全力投球で臨んでいるところです。体育祭も文化祭も中高合同で行うので、高等部の生徒が中等部の生徒を上手に指導しています。年下の弟や妹をかわいがるような感じで面倒を見ていますよ。

山口 そういうところがリーダーシップを学ぶ機会にもなるのでしょうね。

会田 いろいろなイベントがありますが、何よりも大切なのは子どもたちの健康管理です。本校は大学の保健管理センターと提携しており、大学に医学部があることもあって、内科と小児科の医師が常駐する体制を敷いています。カウンセラーも派遣していただいており、生徒はもちろん、必要があれば保護者の方もカウンセリングを受けることができます。やはり健康がすべての活動の基本ですから。

山口 クラブ活動にはどのくらいの生徒が参加していますか。

会田 ほとんどの生徒が参加していると思います。二つのクラブに入っている生徒もいます。高等部の硬式野球部は、今年初めて神奈川県でシード権を獲得しました。神奈川県はテニスのレベルも高いのですが、昨年は高等部のテニス部がインターハイに出場し、中等部が全国大会で準優勝しました。高等部の弓術部も全国大会で優勝経験があります。文化系も全国レベルで活躍しているクラブが多く、かなり熱心に活動しています。

神田 学外の活動にも積極的に参加されていますね。「環境プロジェクト」という有志団体の活動がありますが、これは早稲田大学高等学院と共同で立ち上げたそうですね。

会田 早稲田大学高等学院の生徒も大学受験を経ずに進学できるので、そういう活動ができるのだと思います。「環境プロジェクト」は、環境問題に関心がある高等部生が自主的に集まったもので、環境改善や環境啓発の活動に取り組んでいます。この3月にはアジア各国の高校生たちが本校に見学に来て、義塾の大学生が開発したボードゲーム形式の環境教育ツールを使って交流を行いました。持続可能な社会を形成することについて、活発な意見交換も行われました。

神田 ペットボトルキャップのリサイクルによる収益金をワクチン寄贈団体に寄付したり、不用品を回収して発展途上国の子どもたちの支援に活用したりする活動もなさっているそうですね。グローバルな形で活動を広げていこうという視点は、貴校の生徒ならではだと感心しました。

会田 いろいろなバックグラウンドを持つ生徒が集まっているので、お互いに刺激し合っていろいろなアイデアが出てくるのだと思います。

山口 遠方から通う生徒も多いと思います。始業時間が8時40分と少し遅めなのは、そういったことを配慮されているからでしょうか。

会田 はい。生徒の平均通学時間が片道1時間20分ほどのため、始業時間を遅く設定しています。

15.7月号 さぴあインタビュー/全国版:
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