受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

大妻中野中学校 ●10月28日(金)

グローバル教育と伝統の女子教育で、新たな未来を切り開く力を育てる

 2015年、文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)のアソシエイト校に認定された大妻中野中学校・高等学校では、意欲的な学校改革が進行中です。2013年完成の新校舎では全教室に電子黒板を設置し、タブレット端末を利用した授業がスタート。これまで以上にきめ細かな学習指導を展開しています。そして、今年は英語教育に特化した「グローバルリーダーズコース(GLC)」も新設しました。

 この日の説明会において校長の宮澤雅子先生は、「世界が変革期を迎え、子どもに求められる学びの質が変化しています。そうした時代において、学校が果たすべき役割は二つあります」と前置きして、「進化した新しい時代に対する教育」と「ぶれない教育」の二点をキーワードにしながら、同校の教育プログラムを紹介しました。

 まず英語教育では、グローバルリーダーの育成をめざして、オンライン英会話の学習をスタートさせました。生徒は週1回程度、フィリピン・セブ島の現地講師とマンツーマンで約25分間の対話をすることで、実践的な語学力を磨いています。また、SGHプログラムとして、国内の企業と提携し、タイの高校生と共に都市問題を議論する講座もあります。多様性のなかでコミュニケーション能力を高めつつ、他者と協働して問題解決する力を育んでいます。

 そうした21世紀型教育が進められる一方で、開校以来受け継がれてきた女子教育の伝統も大切にしています。たとえば、茶道と華道、礼法を学ぶ授業があるほか、日々の校内清掃は生徒自身の手で行い、仕上がりの美しいクラスは表彰されます。「自分を律する心を重んじながら、日常に感謝する健全な情操を育てること。気品ある立ち居振る舞いや礼法を身につけること。こうした大妻の教育の伝統はぶれることはありません」と宮澤先生は強調します。そして、最後に受験生に向けて、「今は勉強で大変な時期かもしれませんが、受験は人生の宝となるようなすばらしい体験といえます。自分をしっかりと持ちながら、勇気ある挑戦を続ける皆さんを本校は心から応援します。がんばってください」とエールを送りました。

 次に実際の学校生活や入試日程の説明が行われた後、締めくくりとしてサピックス出身の中3生が登場。「第一志望校とは縁がなく、つらい思いを乗り越えて入学しましたが、今では大妻中野が大好きです。勉強や部活動を通じて、すばらしい出会いに恵まれ、貴重で有意義な経験を積むことができました。大切なのは、置かれた場所で将来の夢に向けて努力し続けることだと思います。大学受験ではさらなる高みをめざし、夢の実現に向けてがんばっていきたいです」という彼女のことばに、会場から大きな拍手が送られました。


部活動が盛んで、特に合唱部、吹奏楽部、ダンス部、剣道部などの活躍が目立ちます。活動は中高合同で、加入率は95%です
http://www.otsumanakano.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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