受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

北嶺中学校 11月5日(土)

充実した学習サポート体制で東大や医学部など「高い嶺」をめざす

 北海道札幌市郊外の北嶺中学校・高等学校は、6年間の完全中高一貫教育を行う道内屈指の進学校です。「めざすなら高い嶺」をスローガンに充実した学習指導体制を整えており、その成果は大学進学実績にも反映されています。2016年度(卒業生125名)は、東大9名、北海道大26名をはじめ、医学部医学科には、国公立大・私立大合わせて69名が合格しました。

 東京・代々木で行われた説明会には、校長と寮監長を兼務する谷地田穣先生が登場し、「北嶺の教育は、『精神の涵養』、世界で活躍するための『グローバル教育』、難関大学に合格する『絶対的な学力』の三つを柱としています」と語りました。バランスが取れた青年の育成をめざす同校では、心身を強く鍛える取り組みに力を注いでおり、柔道は6年間、ラグビーは5年間、全員必修です。「初めは戸惑っている生徒たちも、柔道はほとんどの生徒が黒帯を取って卒業する」とのことです。また、北海道各地の山に登る全校登山も恒例行事で、学年が上がるごとにより難度の高い山に挑み、高2では北海道最高峰の旭岳(標高2291m)に登ります。

 グローバル教育については、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学で特別プログラムを受講する海外研修旅行(高1)や、京大の留学生と巡る京都・奈良研修旅行(中3)、北海道大で学ぶ外国人留学生による英会話指導(寮生のみ)など、グローバル化に向けた取り組み「Gプロジェクト」を展開。ちなみに、現在、卒業生3名がハーバード大学の大学院に、1名がマサチューセッツ工科大学の大学院に在籍中で、「国際感覚を養うだけでなく、こうしたOBたちと現地で会ってアドバイスをもらうことで、多くの生徒がこれまで以上に将来を深く考えるようになりました」とのことです。

 学力の養成については、週6日制の独自のカリキュラムの下で、一人ひとりに目の行き届いた少人数の学校ならではのきめの細かい指導を徹底しています。また、中学の英・数・国の授業については、公立校の約1.8倍の時間を確保。深い思考力を養成する一方、中3から高校内容に入り、高3では大学入試に向けた応用問題に取り組みます。

 一方、キャンパス内にある青雲寮では、全校生徒の約3分の1が共同生活を送っています。同校ではこの寮について、生活するためだけの施設ではなく、もう一つの学びの場として「青雲寮コース」としている点も特徴です。寮母・寮監・寮教諭などのスタッフがいるほか、校内ではクラス担任のほかに寮生担任をつけて、寮生一人ひとりの生活面・学習面を支えています。加えて、寮教諭による学習指導や、現役医師や医学部生によるチューター制度などのフォロー体制を整えています。

 2017年度入試は、1月8日に、札幌(本校)・旭川・函館・釧路・帯広・仙台・東京・名古屋・大阪の9会場で実施されます。事前に学校見学に訪れ、そこで発行された『学校見学証明書』を持っていれば、東京試験場での受験でも専願・併願での出願が可能となります。専願と併願とでは合格ラインが異なるので、「本校を第一志望と考えてくださる受験生は、ぜひ、ご家族そろって札幌にお越しください」と谷地田先生は締めくくりました。


青雲寮には全校生徒の約3人に1人が入寮していますが、その3分の1は道外の出身です
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