受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

富士見丘中学校 11月28日(月)

世界の人々と共働できる国際性豊かな淑女を育成

 富士見丘中学校・高等学校は、「国際性豊かな若き淑女の育成」をめざして、グローバル社会を見据えたさまざまな教育を実践しています。校長の吉田晋先生は「本校は、開校当初から国際理解教育と社会で活躍するための女子教育に力を入れてきました」と話します。4技能をバランス良く養う英語教育のほか、国際理解教育を体系化した独自のグローバルスタディプログラムを設定。さらに、慶應義塾大学や上智大学、シンガポール経営大学との高大連携プログラムも展開しています。このような取り組みが評価され、2015年に文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定されました。吉田先生は「本校では体験型学習や対話型の授業が多く、それらを効果的に進められるのも女子校だからこそ。異性の目を気にして恥ずかしがることなく、積極的に発言できるからです」と締めくくりました。

 教育内容については、教務部長の関根淳先生が説明しました。同校は、中学では1クラス20人の少人数体制で、一人ひとりに合わせた学習指導に力を入れています。そして、平日の朝と放課後の各30分を「スタディ0」「スタディ7」とし、理解の足りない部分の復習や発展的な内容の学習など個人の理解度に合わせた講座を開いています。中1生から高2生までが取り組む「5×2」は、ジャンルを問わず興味・関心のあるテーマについて1年かけて取り組む自主研究です。さらに、通常授業の枠を超えたテーマで行う特別講座もあります。これは、生徒のニーズに合わせて各科の教員が企画して行うものです。

 教科のなかで特に力を入れているのは英語です。「生徒数約400名と小規模な学校ですが、7人ものネイティブ教員が在籍しているので、授業だけでなく日常的に英語を使う環境になっています」と話す関根先生。ネイティブ教員と日本人教員のチームティーチングで4技能型英語授業や洋書の多読を行う「Extensive Reading」、理科や実技科目における外国人講師を招いてのイマージョン授業など、社会に出てから使える英語力を養成する取り組みについて紹介しました。

 さらに、海外留学生の受け入れや、スカイプを使った海外交流など、国内にいながら同世代の外国人と接する機会をたくさん用意しています。中3でオーストラリア、高2でアメリカ西海岸を訪れる修学旅行には、現地姉妹校との交流会や体験授業などを盛り込んでいます。そのほか、短・中期の留学制度や海外大学の推薦制度も確立。2016年度から、帰国生や英語既習者を対象にした「英語特別コース」を新たに設置しました。

 2017年度の入試は、2月1日午前の「WILL入試」を皮切りに、「2科4科」(1日午後)、「思考力(適性検査型)」(2日午前)、「2科3科」(2日午前・4日午前)と多様な入試を設定。この2科3科とは、国語・算数の2科で受験しても、そのほかに理科・社会・英語から1科を選んで3科で受験してもよいというものです。英語特別コース希望者は、2月1日午後以外の日程で、決められた科目に加えて、英語の筆記試験と、英語口頭試問を含む面接が課されます。


「笹塚」駅から徒歩5分という便利な場所に立地するキャンパス。非常時にもライフラインを維持できるよう、自家発電装置を設置するなど、安全対策も万全です
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