受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

山手学院中学校

2017年5月17日(水)

国際交流を成長の糧とし、世界に通用する力を育む

 1966年の創立時から「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間」の育成に努めている山手学院。中高ともに海外ホームステイを必修とし、新入生は協働性を育む体験学習「プロジェクトアドベンチャー(PA)」に挑むなど、国際人たる素養を磨く機会を多く設けています。

 あいさつに立った校長の大澤一郎先生は、「生徒はさまざまな経験を通して精神的にも大きくなり、6年間で深みのある笑顔を見せるようになります。彼らの成長を傍らで見守れることは、本当に幸せです」と語りました。卒業生のなかには開発途上国の支援に打ち込む人も少なくありません。この点について大澤先生は「これも国際交流が盛んなうえ、自主自律やチャレンジ精神、思いやりの心などを重んじる本校の教育の成果といえるでしょう」と話します。

 そんな同校は昨年、創立50周年を迎え、次代へ向けた中期的指針「YG+(ワイジープラス)」を策定しました。そのなかに「明確な教育効果の創出」という項目があり、現在、教育体制の刷新を検討中です。大澤先生は「ICT教育の推進なども考えており、保護者向けの大学進学相談会も始めました。これからの山手学院にご期待ください」と結びました。

 続いてクラス編成の説明がありました。それによると、中高一貫生は6年間、高校からの入学生とは別のクラスで学びます。中3・高1では、特進クラスを1クラス編成して発展的な学習に取り組む一方、普通クラスでも、英語と数学は三つのグレードに分けて習熟度別授業を行っています。そして、高2からは「国公立文系選抜クラス」「国公立理系選抜クラス」「文系クラス」「理系クラス」の四つに分かれ、希望する進路の実現をめざします。

 国際理解教育については、全員必修のオーストラリア・ホームステイ(中3)と北米研修プログラム(高2)のほかに、今年度からニュージーランドでの中期留学(中3)も始まりました。また、留学生の受け入れも行っており、北米研修プログラムでお世話になった学校の生徒が、リターンビジットとして夏休みに来日し、本校生徒とクラブや地域での活動に取り組みます。

 こうした国際理解教育に加え、英語教育にも力を入れています。今後は、大学合格実績の向上をめざし、キャリア教育を拡充して、これからの国際社会で必要となる高い語学力の習得を生徒に強く意識させる予定です。

 中学入試については、「合格者と受験者の平均点の差が大きいのは算数なので、算数の強化に励んでほしい」との説明がありました。そして、参加者たちはグループに分かれて校内見学へ。約6万㎡の広大なキャンパスを巡り、新体育館や図書館などを見学しました。

イメージ写真
総敷地面積は6万㎡以上。キャンパスには約100種、7000本程度の樹木が並び、野鳥観察なども可能です

http://www.yamate-gakuin.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ