受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

晃華学園中学校

2017年5月25日(木)

他者のために尽くす心を育む。家庭的な温かさにあふれるミッションスクール

 カトリック女子修道会「汚れなきマリア修道会」を母体とし、1963年に開校した晃華学園は、キリスト教に基づく全人教育を実践し、社会に貢献する女性の育成をめざしています。緑豊かな広大なキャンパスは家庭的な温かさにあふれ、生徒たちは学園を「第二の家庭」として、明るく伸び伸びと過ごしています。最寄り駅とキャンパスとを結ぶスクールバスは、京王線「国領」駅からに加え、2年前にJR中央線「武蔵境」駅間が開通。アクセスもさらに便利になりました。

 説明会の冒頭で副校長の栗原勉先生は、「本校の教育理念である『ノブレス・オブリージュ』とは、『すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される』という聖書のことばに由来しています。この理念の下、本校では『自分の能力を最大限に生かし、置かれた場所で輝き、他者のために尽くす』精神を育んでいきます」とあいさつしました。

 続いて、広報部長の砂口優子先生から、進路指導や具体的な教育内容について説明がありました。同校ではカトリックの人間観・価値観に基づく教育を行っています。このため進路指導は「ライフガイダンス」と称され、女性のライフステージを長いスパンでとらえたうえで、進路選択に実際的に役立つ内容で生徒をサポートしているのが特徴です。また、ロングホームルームをなどでは、一つのテーマから「自分はどんな能力を伸ばし、どのように生きるべきか」についてじっくり考える機会も設けて、「女性としての自律と自立を促している」とのことです。

 学習については、その方法からていねいに指導し、英・数・国では小テストをこまめに行って、自学自習の習慣を身につけさせます。また、英語は中1から分割授業を実施して、基礎からしっかり学んでいきます。中学を担当するネイティブの教員は4名おり、現在、中2の1クラスを担任として受け持っています。このように、日常的に英語に触れる環境があることも、生徒たちの学習意欲を自然と高めています。さらに、図書情報センターには3800冊もの洋書があり、それを活用した多読の授業も行っているそうです。「こうした一連の教育を通じて英語力を伸ばし、帰国子女でなくても、TOEICで高得点を取る生徒が多くいます」と砂口先生は強調しました。

 このほか、多角的に物事をとらえる力を育むために、理科と社会、英語と社会など、教科の枠を取り払った授業も、教員間で活発に意見を交換したうえで行われています。「そんな教員たちの熱心な姿に触発され、生徒たちも自由な発想で、意見を出し合おうと励んでいる」そうです。こうした取り組みの成果として、たとえば、全日本高校模擬国連大会への出場があります。2016年度の大会では、高1の2チームが出場したとのことです。これについて砂口先生は、「生徒たちには、今後も積極的にさまざまなことに挑戦し、自分の可能性を広げていってほしい」と話し、説明会を締めくくりました。

イメージ写真
明るい陽光の降り注ぐ開放感あふれる図書情報センター。4万1000冊の蔵書を収蔵。教科との連携で生徒の学びをサポートします

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