受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

開智中学校

2017年5月24日(水)

創造的な学びを展開し、みずから考え、発信する力を育てる

 「心豊かな創造型・発信型の国際的リーダーの育成」を教育目標に掲げる開智中学・高等学校は、みずから学び・発信する力を鍛える「新しい創造型の学び」をめざし、開校以来、さまざまなプログラムを展開しています。

 あいさつに立った校長の溜剛先生は、「校名の『開智』とは、学校のめざすところを意味しています。設立当初からの変わらぬ理念を、新しい教育手法を取り入れながら実践していきます」と話しました。そして、開智学園の名誉学園長で、2015年にノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智先生(北里大学特別栄誉教授)のインタビュー映像を紹介しました。開智学園では毎年卒業時に、理科系において最も優秀な成績を収めた生徒に「大村賞」を授与しています。その歴代表彰者を集めて行った昨年の懇親会の様子が映し出され、そこで大村先生は、「『開智』とは、智恵を引き出すこと。知識だけでなく物事を解決する智恵が出なければならない」ということばを、学生たちに伝えていました。

 続いて、溜先生は「本校の教育の柱は大きく二つ。『探究・発信型学習を実践すること』と『生徒の自主性を育てること』です」と説明し、その代表的な取り組みとして「フィールドワーク」を紹介しました。この学習では、磯や森といった自然の探究(中1・2)や、広島・関西及び首都圏での人文・社会科学分野(中3・高1)のフィールドワークを経て、自分が興味を引かれるテーマを見つけます。そのうえで、調査・検証・考察・発表を重ねながら、最終的には、高2でイギリス・ロンドンにおいて現地大学生に向けたプレゼンテーションを行います。溜先生は、「自分の知識を総動員して、疑問に立ち向かう姿勢を中学のときから養うことが大切です。それが、これからの時代に必要とされる主体性を育みます」と強調。日々の授業でも、アクティブ・ラーニングやプレゼンテーションの機会を多く設けて、「生徒間の学び合いを促して、思考力とコミュニケーション力に磨きをかけている」とのことです。

 続いて、教頭の藤井由紀子先生が、体育祭、開智発表会、ロードハイクといった学校行事の様子を紹介しました。また、この夏から制服として着用できるポロシャツの話題にも触れて、「生徒たちが何度も話し合いを重ねて、ようやく完成しました。デザインや着心地だけでなく、肩こり防止の機能まであります。このように本校では、さまざまな場面で生徒が協力して課題を達成し、その喜びを自信に変えています」と話しました。

 2018年度入試については、全4回実施することは変わりませんが、日程やそのほかの項目について、いくつか変更点があるそうです。詳細は6月末以降に発表されます。

イメージ写真
一貫部校舎は正門を入って正面。四つのグラウンドにテニスコート、室内プールなどスポーツ施設も充実しています

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