受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

鎌倉女学院中学校

2017年5月24日(水)

鎌倉から世界へと羽ばたく、知的で洗練された女性を育む

 1904年に設立された鎌倉女学校を前身とする鎌倉女学院中学校・高等学校は、校訓の「真摯沈着」「尚絅(しょうけい)」の下、「心身共に健康で、国際性豊かな人間教育」を教育目標に掲げ、英語教育をはじめとする国際理解教育に力を入れると同時に、日本の伝統文化の理解や情報教育、環境教育も積極的に行っています。

 あいさつに立った校長の錦昭江先生は、「本校では、グローバル社会に貢献できる知的で洗練された女性の育成をめざしており、そのためにキャリア教育に力を入れています」と話しました。その一例として挙げたのが、古都・鎌倉の中心部に位置する環境を生かしたアクティブ・ラーニングです。

 たとえば中学では、「鎌倉から世界へ」をテーマに鎌倉の歴史や文化を学ぶ「鎌倉学」を、高校では、「鎌倉学」で学んだ内容をベースにして、世界レベルでの社会問題について考察する「国際・環境学」を学びます。錦先生は「本校は、日本の歴史や文化を知るうえで、絶好の環境といえます。『きちんと自国のことを学んでから、世界に目を向ける』というように、学びのフィールドが成長に応じて広がっていくのが本校の教育です」と語りました。

 次に、英語教育について、主幹・英語科主任の根岸真由美先生が説明しました。それによると、同校では、生涯使える高い英語力を身につける「communicative」、英語を使って世界に貢献する「global」の二つを柱に据えて、「英語は英語で理解する」という方針の下で、「聞く・話す・読む・書く」という4技能をバランス良く伸ばす授業を行っています。

 また、国際理解教育については、アメリカの姉妹校やカナダへの3週間の海外研修、イギリスやニュージーランドへの1年間の留学制度に加えて、2018年度からは、ニュージーランドへの3か月の短期留学プログラムの実施を予定しており、さらなる充実をめざしています。このほか、鎌倉を訪れる外国人観光客へのインタビューやガイドに取り組む実践的な学習も行っており、「こうした一連の教育を通じて自信をつけた生徒たちは、より一層、英語力に磨きをかけようと、自学自習に励んでいる」とのことです。

 続いて、数学科主任の山崎久美先生が、「中2までに中学の範囲を学び終えて、中3から高校の範囲に移る」ことや、「基準点に達しない生徒に対しては、補習や追試などを実施して、基礎学力を定着させている」ことを説明。また、高1から習熟度別授業を実施し、文系と理系に分かれる高2からは理系クラスにおいて少人数授業を行うなど、きめ細かい指導を徹底しているそうです。

 こうした成果は着実に実を結んでおり、今春の現役生の大学合格実績(延べ人数)を見ても、国公立大が35名、早慶上理が141名、GMARCHが211名というすばらしい結果を残しています。この生徒たちを受け持った萩島加奈子先生は、「最近では、薬学部への合格者が増えています。また、授業はもちろん、何事にも積極的に取り組んだ生徒が伸びる傾向にあります」と話しました。

イメージ写真
「ミュージアムスクール」をコンセプトに建設された校舎。正門から続くプリンセスロードには、中1生が育てている色鮮やかなベゴニアの花が並んでいます

http://www.kamajo.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ