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学校説明会レポート

神奈川大学附属中学校

2017年6月7日(水)

「質実剛健・積極進取・中正堅実」の下、グローバル社会に対応できる人材を育成

 神奈川大学附属中学校・高等学校は、神奈川大学の創立者である米田吉盛の教育理念を実現するための学校として、1985年4月に開校しました。同校では、中高6年間を2年ごとに、基礎力を築く「成長期」、可能性をさらに広げる「発展期」、大学進学から社会人へと継続的に成長できる力を養成する「飛躍期」の3ブロックに分け、成長段階に合わせた指導を行っています。

 習熟度別授業や学力別クラス編成を行わずに、一人ひとりの希望に合わせてさまざまな授業外講座を展開しているのも特徴の一つ。たとえば、中3から高2の生徒を中心とした、希望選択制の「7時限講習」を、放課後は部活で忙しいという生徒のためには「0時限講習」を開講するなど、きめ細やかな指導がなされています。このほか、キャリア教育や進路情報の提供にも力を入れており、付属校でありながら、卒業生の多くが国公立大や、早慶上理といった難関私大に進学しています。

 この日の説明会で、あいさつに立った校長の鈴木義嗣先生は、大学創立者の米田吉盛の「教育は人を造るにあり」ということばについて紹介し、「この理念から導かれた建学の精神が、『質実剛健・積極進取・中正堅実』です」と説明しました。続けて「『質実剛健』とは、飾らずに心身共に健康的な生活を送ることで、体力や心のゆとりを持つこと。『積極進取』とは、何事にも果敢にチャレンジすること。そして『中正堅実』とは、偏見を持たずに、さまざまな意見を聞いたうえで、正しい判断を行うことを意味しています。特に中2までは、学校生活を基盤とした生活リズムをしっかりと築き上げることができるようにサポートしています」と話しました。

 続けて、変化の激しい現代の社会で求められる“21世紀型スキル”についても話を進め、「本校では、これからの時代に求められる高い語学力や論理的思考力、主体性を育む機会を数多く設けています」と強調した鈴木先生。たとえば、グローバル化に対応する英語教育においては、ゲームやレクリエーションを通じて「楽しみながら英語を学ぶ教育を大切にしている」そうです。さらに、2泊3日の宿泊研修「Breakthrough English Camp」では、ネイティブの講師との日常的な英会話を通して、実践的な語学力と表現力も磨いているとのことです。そして、「自国理解から国際理解へ」をテーマに校外学習・研修旅行を実施しており、中1・2では地元神奈川を、中3では奈良と京都を、高1では沖縄を訪問します。そのうえで、中3以上の希望者を対象に、ベトナム・カンボジア、イギリス、イタリアなどの海外研修も用意しています。鈴木先生は「こうした一連の教育を通じて視野を広げた生徒たちは、自分の将来をしっかりと見つめています」と語りました。

 2018年入試については、副校長の中野修一先生から説明がありました。日程はこれまで同様、A(2月2日)、B(3日)、C(5日)の全3回で、出題傾向も変更ありません。また、追加合格については、計3回の総合計点の上位者から候補にすることや、AとBでの成績優秀者のなかから数名を特待生として選抜することなども伝えられました。ちなみに算数については、全日程で「40点以上」という基準点を設けているそうです。

イメージ写真
四季折々の景観が美しい17万㎡を超えるキャンパスには、陸上競技場や野球場、テニスコート、プールなど、充実した施設がそろっています

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