受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

立教新座中学校

2017年6月23日(金)

キリスト教に基づく人間教育で、「真理を探究する力」と「共に生きる力」を育む

 立教新座中学校・高等学校は、キリスト教に基づく人間教育をめざすミッションスクールです。隣接する大学と合わせて20万㎡の広大な敷地に最先端の設備が整う充実した環境のなか、生徒たちは伸び伸びと学校生活を送っています。

 この日の説明会は、チャプレン(学校付きの牧師)による開会のお祈りから始まり、続いて登壇した校長の村上和夫先生から、同校の沿革や教育の特色について説明がありました。

 立教学院は、1874年にアメリカ聖公会の宣教師であるC.M.ウィリアムズが、築地に私塾を開いたことから始まり、現在では小学校から大学院まで、約2万6000人が在籍する学府へと発展しました。村上先生は、「本校の源流であるアメリカ聖公会では、人間の理性が重んじられます。それは、多様な価値観を受け入れ、他者を尊重することで育まれていきます。そのために本校では『真理を探究する力』と『共に生きる力』を育てることを教育目標に掲げています」と語りました。

 続いて具体的な教育内容の説明は、副校長の山内辰治先生が担当。最初に映像を用いて、広大なキャンパスの中に、蔵書数約16万冊の図書館、400mの陸上トラック、国内最大級の公認競泳プールといった充実の設備を紹介し、恵まれた環境の下、中高合わせて約1600名の生徒が伸び伸びと学校生活を謳歌しています」と話しました。

 学習については、中学3年間では教科の偏りなく基礎学力と学習習慣の定着を図るため、英語や数学など学力差が出やすい教科では、少人数制や習熟度別授業を実施しています。また、理解度を確認するための小テストをこまめに行い、再試験や補習を繰り返しながら弱点を克服させているそうです。そのうえで、「学年ごとに本物に触れさせる機会を数多く設けて、興味・関心の幅を広げている」とのことで、九州・四国・北海道など5コースから選んで、みずから行動計画を立てる校外研修旅行(中3)のほか、アメリカ・サマーキャンプ(中3)やイギリス・サマースクール(高校)などの国際理解教育も紹介しました。

 高校卒業後の進路については、立教大学には一定の条件を満たしていれば、希望者のほぼ全員が進学でき、例年卒業生の約80%が同大学に進学。一方、国公立大学や、医学部、歯学部、工学部といった立教大学にはない学部への進学を希望する生徒に対しては、高2から「他大学進学クラス」を設置して希望進路に合わせた指導を行っています。

 ちなみに高校では、さまざまな自由選択科目を用意し、生徒自身がカリキュラムを編成して主体的な学習を進めています。たとえば高3では、必修科目のほかに、スペイン語やドイツ語などの第二外国語や、「英語de化学」「メディアとジャーナリズム」といった教科の枠を超えた総合的な内容を扱う授業もあるそうです。

 説明会終了後、参加者は構内図を手に、チャペルなどの施設を見学。また、この日は生徒ホール(食堂・売店)の利用も可能だったので、そこで早めの昼食をとる参加者も目立ちました。

イメージ写真
高3で立教大学の授業を履修できる特別聴講生制度があり、大学生と同じレポート、テストに合格すると、高校・大学両方の修得単位として認められます

https://niiza.rikkyo.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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