受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

女子聖学院中学校

2017年6月21日(水)

Be a Messenger 〜語ることばをもつ人を育てる〜

 1905年に米国プロテスタント教会の女性宣教師によって設立された女子聖学院。説明会であいさつに立った校長の山口博先生は、「女子聖学院の一人ひとりの生徒は、みんな違った資質を神様から託され、この学校に導かれてきたかけがえのない存在です。その違いを生徒それぞれが受け止め、良さを引き出し合い、互いを生かすことばを持つことができる女性に育てるのが本校の教育です」と話しました。そんな同校の1日はチャペルでの礼拝から始まります。また、生徒たちはボランティア活動に積極的に参加しており、そうした機会を通じて、「自分がいかに愛されているかということを知り、自己肯定感を育んでいる」とのこと。「それが他者を尊重することにもつながり、お互いを認め合い、共に生きていくことの大切さを、一人ひとりが学んでいます」と山口先生は結びました。

 学校生活については「仲間と共にわたしらしく」というテーマで、副校長の木村徹朗先生が説明しました。「自分の意見をしっかり持ちながら、自己理解、他者理解に取り組んでいく」「集団がより良くなっていくことが、個人の成長にもつながる」という教育方針から、同校では部活動や学校行事を大切な人間教育の場として捉えており、生徒に積極的な参加を呼び掛けているそうです。行事のなかで、特に盛り上がるのは中学の合唱コンクールや、学年対抗の運動会で、「それらに一生懸命に取り組む生徒たちは、団結することや切磋琢磨することの喜びを知り、信頼関係を築いている」とのことです。

 加えて、"What do you think? "と生徒に対して「問う文化」を大事にしているそうです。木村先生は「問うことを通じて、生徒が主体性を発揮し、自分のことばで語れるように、個性と表現力を磨く指導を大切にしている」と語りました。

 続いて、「入って伸びる学校」という点を教頭・進路指導部長の塚原隆行先生が強調しました。今春は、東京大学文科一類に現役合格者を輩出しましたが、こうしたすばらしい進学実績を残した要因の一つとして挙げたのが英語教育です。同校では、週7コマのうち5コマを「スペシャル・アドバンストクラス(帰国生・既習者対象)」と「スタンダードクラス(通常クラス)」に分けて授業を行い、それぞれのレベルに合わせて表現力を磨きます。高校では、少人数で授業を受けられる習熟度別の選択科目が用意されています。「クリエイティブ・ライティング」(高2・3)などがあり、英語は最大で週11コマ履修することができます。さらに、中1での「GLOBAL STARTER PROGRAM」、中2での「Team Building Program」など、高2までの各学年で「Global 3day Program」(必修)を実施。欧米・中東・アジアなど各国のネイティブとのコミュニケーションを通して、文化・言語を学び、国際理解を深めるとともに、英語で考え、英語で発信できる力を養っています。また、希望者を対象とした海外留学制度も用意しています。

 このほか学習面では、放課後のクラブ活動終了後も20時まで利用できる、チューター常駐の自習室「JSGラーニングセンター」が、意欲的な生徒をサポートしています。さらに、全学年を対象とした無料の課外講座「JSG特別講座」を前期・夏休み・後期の年3回開講するなど、きめ細かい指導を徹底して、難関大学合格に必要な学力を養っています。

イメージ写真
荘厳なチャペルも備えられた明るく広々とした校舎。生徒はボランティア活動にも積極的に参加し、社会貢献の在り方についても深く学んでいます

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