受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

鷗友学園女子中学校

2017年6月20日(火)

社会で活躍するための 「主体性・多様性・協働性」を養う

 校訓に「慈愛(あい)と誠実(まこと)と創造」を掲げる鷗友学園女子中学校は、国際社会で活躍できる人材を育成しています。この日、あいさつに立った校長の吉野明先生は、同校が東京府立第一高等女学校(現在の都立白鷗高校)の校長を務めた市川源三の教え子たちによって設立された歴史を紹介しながら、「本校は、市川源三の『女性である前にまず一人の人間たれ』『社会の中で自分の能力を最大限発揮して活躍する女性になれ』という教育理念を受け継いだ学校です」と話しました。

 そのうえで、男女の成長差に触れて、「思春期には別学で、女子に特化したカリキュラムの下で学んでこそ力が伸びるお子さんもたくさんいます。本校では、そんな一人ひとりの成長に目を向けた教育を行っています」と話しました。また、小さな固定した集団を作りがちな女子の特性を考えて、「授業や行事において、異なるメンバーと交流を深めるように促して、新たな発見につなげている」と説明。吉野先生は、「こうした教育を通じて、生徒たちは多様な価値観を理解し、将来的には世界各国の人と平和について語ることができるようになってくれれば幸いです」と結びました。

 続いて学習指導部長の福井守明先生が、教科指導や進路指導の特徴を紹介。希望する大学・学部への進学だけがゴールではなく、社会で活躍するための「主体性・多様性・協働性」を養成するために、「『能動的学習者』を育てる」という方針のもとに日々の教育活動を展開し、高い基礎学力の養成はもちろんのこと、学びに没頭する力、集団のなかでも自分の個性を発揮できる力を磨いています。また、生徒には「やりたいことを見つけよう」と呼び掛けるだけではなく、「目の前のやるべきことにしっかりと取り組むことで、やれることが増える。それが結果的に、本当にやりたいことに近づいていく」と伝えているそうです。

3日に1度の席替えやグループワークで コミュニケーション力を向上

 6年間の学校生活については、芸術科主任の柏いずみ先生から説明がありました。中1は入学当初、1クラス30名程度の少人数編成で、3日に1度は席替えも実施。さらに、グループワークを取り入れた授業を数多く行うなど、すぐにクラスメートと打ち解けられるような工夫をしています。一方、英語教育については、オールイングリッシュの授業を紹介。「生徒は実践を重ねることで自学自習するようになり、失敗を恐れずに発話している」そうです。

 中学入試については、入試広報部長の大内まどか先生から説明がありました。鷗友を第一志望とする受験生のチャンスを広げるために、2016年度から2月1日(第1回)の募集定員を前年度の160名から約180名に拡大したうえで、受験生が力を発揮しやすいように連続の日程を避けて、1日と3日(第2回)に実施するようになりましたが、「同時出願者数が増加傾向にある」とのこと。また、今春の第2回の合格者74名のうち21名が、第1回が不合格で再チャレンジした受験生だったそうです。

 2018年度入試は、日程、募集定員に変更はなく、出題傾向も変わりませんが、「じっくり考えて解けるように、算数では計算問題を2題程度出題する代わりに文章題を1題減らす」とのことです。募集要項は9月1日以降、学校ホームページで発表されます。

イメージ写真
閑静な住宅街にあり、キャンパスは広く、屋外プールや実習園など充実した設備が整っています。クラブ活動も盛んで、加入率は中1で100%、高校では96.5%となっています

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