受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

桐光学園中学校

2017年7月11日(火)

男女それぞれの特性に合わせた指導で、次世代のリーダーを育成

 1978年に男子校として出発し、1991年に女子部を開設した桐光学園。校舎を男子と女子に分けて授業を行う「男女別学教育」によって、それぞれの特性を生かした指導を実践しています。また、国公立大・難関私立大への高い合格実績を誇る進学校としてだけでなく、サッカー部や野球部からはプロ選手を数多く輩出するなど、スポーツの名門校としても知られています。

 説明会の冒頭で、校長の村上冬樹先生は「次世代の新しいリーダー、真の人格者を育成する」という教育方針を紹介しました。まず「次世代の新しいリーダー」を「学び続ける人」に、「真の人格者」を「自立して社会と調和する人」に、それぞれ置き換えた村上先生は、「本校がめざすのは、経済的にも精神的にも自立し、人類社会発展のために、生涯にわたって学び続ける人を育てることです」と話しました。それを実践するために同校では、中1は「人間関係づくり」、中2は「自己と他者」、中3は「自己と社会」というような、成長の段階に応じたテーマを設けて、生徒たちを指導していきます。

 そして、同校の最大の特色といえるのが「男女別学教育」です。思春期から発達段階が異なり始める男女では、学習効果という面でも違いがあります。そのため、男女別に異なる教室で、それぞれの発達段階に即した教科指導を行っています。その一方で、学校行事やクラブ、生徒会などでは男女が協力して活動しています。これを踏まえたうえで村上先生は、入学してほしい生徒像(アドミッションポリシー)として、「仲間と共に多くの経験をしたい人」「国内外の大学への進学を希望し、そのために学びたい人」「好奇心が旺盛で、いろいろなことにチャレンジしたい人」の三つを紹介。「本校には、男子校の良さと女子校の良さ、そして共学校の良さがあります。そして、多様な生徒たちが多様な体験を通じて、大きく成長できる教育環境も整っています」と結びました。

 続いて、入試対策室長の三浦敏行先生から、学園生活についての説明がありました。広大な敷地内には、スタンド付きのグラウンドや野球場などのスポーツ施設のほか、図書館や食堂などが入った20周年記念館、各種特別教室など施設・設備が充実しています。また、中学の1学年のクラス編成は、男子は6クラス、女子は4クラスとなっており、各クラスを2名の担任がまとめる「2人担人制」を採用。そのうえで女子のクラスには、必ず1人は女性教員を配置し、6年間持ち上がりの担任教員20人が、生徒一人ひとりをサポートする環境を整えています。

 また、授業以外の学習の場が多く設けられていることも特徴で、たとえば放課後の「通常講習」は、中学では成績上位者に対する指名制で、高校では希望者対象で行い、生徒の主体的な学びを促しています。このほか、土曜日の4時限には、知的好奇心や探究心を刺激する「土曜ユニーク講習」や、さまざまな学問分野で活躍している大学教授を招いての「大学訪問授業」も実施。加えて、今年から新たに、オンライン英会話やスペイン語会話といった語学プログラムをスタートさせたことも伝えられました。

 国際理解教育にも力を入れて取り組んでおり、ネイティブ講師と海外からの留学生によるオールイングリッシュ講義を受ける宿泊型国内英語研修「イマージョン・スクール」(中2・3)、2週間の「カナダ・ホームステイ」(中2~高2)、寮で生活をしながら語学・文化研修を受ける「イートンカレッジ・サマースクール」(高1・2)など、実践的な語学力向上の場が数多く用意されているとのことです。

イメージ写真
2018年に創立40周年を迎える同校。記念事業として工事が進んでいる新グラウンドとプールは2018年10月に完成予定です

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