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学校説明会レポート

早稲田大学高等学院中学部

2017年7月18日(火)

自主自立の精神で、アカデミックな探究心を培う

 早稲田大学高等学院中学部は、2010年に高等学院に併設された早稲田大学で唯一の附属中学校です。教育目標に「健やかな心身、高い知性、豊かな感性を育み、社会に有為な人間を育成する」を掲げる同校は、高等学院在学中の成績が一定の基準を満たせば早稲田大学へ進学できることから、大学受験にとらわれないアカデミックな学びを実現しています。

 なかのZEROで行われた説明会には、学院長の本杉秀穂先生が登壇し、同校の沿革や教育理念について説明しました。続けて、実業界はもちろんのこと、デザイナーや社会起業家、研究者など、幅広くさまざまな分野で活躍するOBの姿を紹介。そのうえで「卒業生が多様な道に進んでいるのは、高等学院時代から各々が自分のやりたいことを見つけて、挑戦することができた結果です。こうしたOBたちの姿から、自己実現のために必要となる自主性を育む校風を感じてください」と話しました。

 このほか、充実の海外研修プログラムや留学制度、大学と連携した授業など、生徒の学問に対する興味・関心を引き出す機会を数多く設けている点を強調した本杉先生は、「本校には自立と自律の伝統が息づいており、われわれ教員のなかには、挑戦する生徒を見守り続ける『寛容の精神』があります。だからこそ、生徒には失敗を恐れず試行錯誤を続け、知的でたくましいアカデミックな挑戦者に育ってほしいと思います。それが生徒と教員が互いに切磋琢磨して個性を磨くことにつながり、一人ひとりの学問的探究心を高めていくことになります」と結びました。

 続いて、学校紹介のDVDが約5分間上映され、中学部教務主任の井上泰弘先生が実際の教育内容について説明しました。それによると、同校の授業内容は生徒の関心を引き出すべく深く掘り下げて行われており、その例として、語学教育と理科教育について説明されました。英語の授業は中1で週6コマ、中2・中3で週7コマ設定したうえで、一クラス30人をさらに2つに分割した少人数授業も展開し、基礎力の定着を図っていきます。加えて、検定教科書を使用する授業のほか、検定外教科書を使用した発展的な授業も行っているそうです。そして、高校では英語のほかに、ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語から第2外国語を選択して3年間学びます。これに備えて中学では「選択教科」のなかで諸外国の文化や歴史、言語などについても、それぞれの教科担当教員の指導のもとで学習します。また、理科教育は高校に物理・化学・生物・地学で6つの実験室、中学に第1分野・第2分野で2つの実験室を完備しており、中学から1人1台ずつ顕微鏡を使用する授業を行うなど、実験・観察を重視しています。

 学校生活全般についても説明がありました。週6日の3学期制で、始業は朝8時30分。ショートホームルームは下校時のみ行われます。学期末には毎回、個人面談を行って学習・生活の両面できめ細かな指導をしているそうです。また、数ある充実した施設のなかから、蔵書数約12万冊を誇る図書室を紹介した井上先生。雑誌のジャンルも幅広くあるほか、CDやDVDは個別ブースで鑑賞可能とのこと。ちなみに、早稲田大学の図書館も生徒証があれば利用することができ、しかも大学まで行かなくても、学校の図書室に本を取り寄せることもできるそうです。

 最後に2018年度の入試については、「昨年同様で特に変更はありません。筆記試験の後は、午後に本人のみの面接を実施しますのでお弁当を持参してください。面接は3~5人程度のグループで行いますが、服装は不慣れな堅苦しいもので臨む必要はありません。ふだん通学しているような服装で結構です」と伝えられました。

イメージ写真
人工芝のグラウンドが三面あるほか、アリーナ、武道場、フィットネスルーム、部室を備えた総合体育館など、運動施設も充実しています

https://www.waseda.jp/school/jhs/ 別ウィンドウが開きます。

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