受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

武蔵中学校

2017年7月19日(水)

本物に触れる学びを重視し、自ら考えて行動する“人財”を育成

 1922年に創立された日本初の七年制高等学校を前身とする武蔵高等学校中学校。「東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物」「世界に雄飛するにたえる人物」「自ら調べ自ら考える力ある人物」を「武蔵の三理想」に掲げ、今日まで教育の柱として受け継がれています。現在、理科・特別教室棟の建設と既存施設の改修も進行中で、2019年(予定)には、「学びの水脈」「対話の杜」をコンセプトとし、主体的かつ協働的な課題解決型学習を支える「杜の学舎」が誕生します。

 なかのZEROで行われた同校の説明会には、多くの保護者の方が参加。当日は同校の説明会に先立ち、サピックス教育情報センター部長の広野雅明先生が同校の入試の特徴を解説し、「4教科ともに記述が多く、高度な思考力が求められます。6年の秋以降は過去問にしっかり取り組むことが重要です」といったアドバイスが送られました。

 続いて校長の梶取弘昌先生が登壇し、「自ら考える」「本物に触れる」「生徒が主役」を実践する武蔵の学びの象徴ともいえる中1の「山上学校(林間学校)」を紹介。「山登りは生徒たちが自分たちでコースを決め、道を探して歩きます。教員は生徒たちの行動を見守るだけです。これに代表されるように本校では、考えることの大切さを教え、答えに至る過程を重視しています」と話しました。そのうえで、「人は『財(たから)』です。本校では、学んだ知識・技能を統合し、自ら問題の発見・解決に取り組む『人財』を育てる真の学びを実践していきます」と結びました。

 次に、教育内容の説明です。それによると中学の理科では、実験・観察を行ったら必ずレポートを提出します。「自ら考える力」とともに「書く力」も育成するためです。このほか、自然豊かなキャンパスそのものを教材とした本物に触れる授業や、少人数でのゼミ、中3卒業研究、高1総合講座など、学問に対する興味・関心を広げる学びの機会を数多く設けています。

 英語教育については、フォニックスで発音と綴りの関係を学び、分割授業、音声学に基づいたフォニックス、洋書の多読を通じて、基礎力を構築。併せて、ネイティブによる英会話の授業で表現力も養います。また、広い視野と創造性・協調性を持って、国内外を問わず活躍できる人材を育成するため、中3では第二外国語を必修としており、ドイツ語・フランス語・中国語・韓国朝鮮語から希望する言語を選択して1年間学びます。また、国際理解教育については「国外研修制度」による海外派遣もあり、毎年15名ほどが5~8週間、寮生活やホームステイをしながら海外の提携校の正規授業に参加する一方で、海外からも留学生を積極的に受け入れて、校内の活性化を図っています。ちなみに、海外の大学や大学院に進学する卒業生を学習、情報、資金面から支援する制度もあります。今年はこれを利用して、3名が海外に進学します。

 最後に、秋の学校説明会についても紹介がありました。10月は各教科の主任が授業内容と入試の説明を、11月は校長先生が教育と学校生活の説明を行うとのことです。

イメージ写真
1クラスは約40名で、1学年には4クラスあります。多くの教科で分割授業を行い、細やかな指導で生徒を支えています

http://www.musashi.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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