受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

帝塚山中学校

2017年8月27日(日)

授業は男女別、部活や行事は合同 コースも多彩な「男女併学校」

 2016年に創立75周年を迎えた帝塚山中学校・高等学校の最大の特色は「男女併学制」です。授業は男女別に、行事や課外活動は男女合同で行います。コース・クラスも細分化されており、中高一貫生の場合、男子には「英数コーススーパー理系選抜」「英数コース英数クラス」があります。また、女子には「英数コーススーパー選抜クラス」「英数コース英数クラス」「特進コース」があります。

 入試対策部長の松倉博幸先生は、「特に中学の段階では、男子と女子では成長の差があるので、授業は分けて行うほうがプラス面が多く、実際、本校では男子も女子もそれぞれ伸び伸びと過ごしています」と説明します。ただし、高校生になると、男女の成長がそろってくるので、一部の授業は一緒に受けます。学園祭などでも一緒に運営に携わるほか、男子運動部のマネージャーを女子が務めるケースもあるなど、同校の男女は〝適度な距離感〟で交流しています。

 進路に関しては、すべてのコースで国公立大学への進学に対応したカリキュラムが組まれています。テキストもほぼ同一で、個々の適性や学力などによって、途中のコース変更も可能。また、2015年に完成した新校舎には、ブース80席を備えた自習室を完備しています。加えて、京都大学など大学の教員による出前授業なども行っており、今春は既卒生を含め東大に2名、京大に12名のほか、国公立大学に177名が合格しました。

中学生は部活に原則全員参加 男女別の多彩な海外研修も

 初代校長である森礒吉先生の「子どもや若い人は学園の宝」ということばを、今も変わらず教育理念とする同校では、勉強はもちろん、クラブ活動と学校行事も大切にしています。

 クラブは活動日の制限などはなく、中学生は必ず全39団体のうちのどこかに属するルールで、生徒たちは勉強とクラブ活動の両立に努めています。ギターマンドリンクラブやダンス部が実績を残していますが、近年では理科部ロボット班の活躍も目立ちます。昨年は中学・高校ともに国内大会で優勝し、世界大会にも出場しました。

 一方、特徴ある行事としては、4月の学園祭をはじめ、中1の7月に男女別の臨海学舎を設けています。そこでは各自の泳力に合わせて遠泳(最長2キロ)に参加しますが、泳げない場合は、足の着くところで200メートルを目標とした練習に参加します。

 また、中3の希望者を対象にした海外研修では、米国シアトルでキャンプと語学研修を体験するプログラムのほか、男子にはオーストラリア(来年度よりハワイ)で実験・観察を行う「サイエンスキャンプ」、女子にはシンガポール、マレーシア、インドネシアを巡る「アジアスタディーツアー」を用意しています。ほかにもクラス対抗のコーラスコンクールなど、さまざまな行事があります。

 最後に松倉先生は、入試について、「来年はスーパー理系選抜(男子)とスーパー選抜(女子)の募集については、それぞれ1クラス厳守になるので、偏差値で1~2ポイントほど上がると思われます。この二つのクラスを希望するなら、しっかり対策をしてきてください」とアドバイスを送りました。

イメージ写真

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