受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

  • Top
  • 学校情報
  • 文化学園大学杉並中学校:学校説明会レポート

学校説明会レポート

文化学園大学杉並中学校

2017年9月7日(木)

2018年度より共学化。中学に「ダブルディプロマ準備コース」も新設

 文化学園大学杉並中学・高等学校は2014年9月、カナダ・ブリティッシュコロンビア州(B.C.州)の海外校(オフショアスクール)として国内で初めて認定されました。これに伴い、「BUNKA SUGINAMI CANADIAN INTERNATIONAL SCHOOL」という校名が加わり、高校に設置された「ダブルディプロマコース」を卒業すると、日本とカナダの高校卒業資格が同時に取得できます。B.C.州の卒業証書(ドッグウッド・ディプロマ)」は国際的に認められ、カナダやアメリカなど海外の大学だけでなく、日本国内の大学受験でも優遇されます。

 そんな同校は、2018年度入試から男子の募集を開始して、共学校となります。説明会の冒頭で、教頭の青井靜男先生は、「世界標準の教育を推進するに当たって、男女が違いを認め合い、共に高め合っていくことが不可欠と考え、共学化に踏み切りました」と話しました。

 また、共学化とともに、新しくスタートさせるiプロジェクト(“i”はimpressive「感動的な」、intelligent「知的な」、international「国際的な」から取る)の説明もありました。これは、2020年度以降の大学入学共通テストで求められる「新しい学力」を養うためのカリキュラムです。具体的には、「『問題発見→協働学習→発信』という一連の流れを授業の随所に取り入れる」とのこと。これまで以上に、グループワークやディスカッションといった生徒間の学び合いの場と、レポートやプレゼンテーションといったアウトプットの機会を数多く設けて、これからの時代に必要となる思考力、判断力、表現力を養成します。

 加えて、基礎学力の向上にも力を入れ、主要教科では習熟度別授業や、理解度を確認する朝テストを導入するほか、補習・補講も充実させます。また、自習ルームを新設し、大手予備校の講師による講習も実施。「校内で学習を完結できる環境を整えていく」とのことです。

 一方、「聞く・話す・読む・書く」に、対話(interaction)を加えた5技能の習得をめざす英語教育も紹介。中1については週9コマのうち7コマが、ネイティブの教員による少人数の授業(クラスを3分割)となっています。さらに、意欲的な生徒に向けた希望制の特別講習も用意。ネイティブの教員が教えるこの講習は週に最大で4コマ受講できるそうです。

 続いて、高校の「ダブルディプロマコース」の説明がありました。日本とカナダのカリキュラムが同時に進み、数学や理科などもネイティブ教員と一緒に学びます。卒業時の英語力の目標は、語学の国際標準規格CEFRでC1のレベルです。実際、生徒の英語力は高く、英語でのコミュニケーション能力を測るGTEC for STUDENTSでは、全国平均を上回る684.8点という結果を残しています。さらに、B.C.州のディプロマは国内の大学入試でも優遇され、たとえば、早稲田大学や国際基督教大学には「国内生」としてだけではなく、「国外生」としても出願できるとのことです。実際、この説明会の後、9月末の国際基督教大学「帰国生入試」では、国内生として3名が受験し、全員合格しました。

 ちなみに、この前段階となる「ダブルディプロマ準備コース」を中学に新設します。中2進級時に選択することが可能で、早期からB.C.州のハイレベルな教育メソッドで、英語力を高めていきます。

 この日は、高校の「ダブルディプロマコース」の授業中の様子も見学。タブレットを片手に、ネイティブの教員と活発に意見交換する生徒たちの姿が印象的でした。

イメージ写真
部活動が盛んで、人工芝のグラウンド、弓道場、ダンススタジオなど運動施設も充実。共学化に向けて、男子サッカー部やゴルフ部などを設置する予定です

https://bunsugi.jp/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ