受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

聖園女学院中学校

2017年9月8日(金)

一人ひとりを温かく見守り、心の成長をサポートするミッションスクール

 1920年設立のカトリック女子修道会「聖心(みこころ)の布教姉妹会」によって、1946年に高等女学校として設立した聖園女学院。1948年に新制の中学校・高等学校となり、1976年より中高完全一貫教育を開始しました。聖書のことば「信念・精励・温順」を校訓に、カトリック精神に基づいた人間形成をめざしています。

 説明会の冒頭、今年の4月に校長に就任したミカエル・カルマノ先生は、「人間とは何か、何のために生きるのかを真剣に考えていくのが、本校の教育です」と語りました。また、カトリックの神父であるカルマノ先生は、朝の礼拝やミサを通じて、生徒たちに人間の尊厳やイエスの聖心を伝えていることを紹介しました。

 続いて、入試広報部の杉本潤子先生から、2018年度の入試の説明がありました。1次(2月1日午前)、総合力テスト入試(1日午後)、2次(2日午前)、英語入試(2日午後)、3次(2日午後)、4次(3日午後)と6つに分かれています。試験科目は1次と2次が2科4科選択で、3次と4次が算数・国語の2科です。一方、総合力テスト入試は、受験勉強のなかで培われた知識を問う合科型の試験と、表現力を問う試験とが課されます。また、18年度より新設する英語入試は、英語と算数の2科が課されます。

 具体的な教育内容と学校生活の説明については、教頭の鳩憲子先生が担当しました。クラスは各学年ともに、ばら・ゆり・すみれの3クラス編成。授業は、必要に応じて教員2名態勢で行うなどして、きめ細かい指導を徹底しています。特に英語教育には力を入れており、ネイティブ教員による少人数での英会話授業があるほか、休み時間や放課後には、英語だけで過ごす学習も用意しています。加えて、今秋からは、高い英語力を持つ生徒(中学生は「英検」準2級以上、高校生は2級以上)を対象に、4技能をさらに伸ばすプログラムをスタートさせました。鳩先生は「これによって、校内のさらなる活性化を期待しています」と話します。

 このほか、「聖園女学院の良かった点」として、今年の卒業生たちが母校に寄せた四つの声を紹介した鳩先生。まず、1つ目が「安心できる学校」です。学校を訪れた際に、先生や後輩がいつでも温かく迎えてくれることに、「とても安心する」そうです。2つ目が「考えさせてくれる場所」で、礼拝や宗教行事などを通じて、「人生について、深く考えることができた」との声が多かったとのこと。3つ目の「わたしが、わたしでいいと言われ続けたこと」については、自己肯定感を高める指導によって、「相手を受け入れることの大切さも学ぶことができた」と言います。そして4つ目が、あいさつや感謝の気持ちを素直に表すなど、「当たり前のことが、当たり前にできるようになった」ことです。鳩先生は、「今後も、こうした卒業生の声を大切にしながら、学校づくりを進めていきます」と結びました。

 説明会終了後は、ネイティブの教員による英語の授業を見学したほか、先生方を囲んでの昼食付きの懇親会も行われ、学校生活や入試について、より踏み込んだ話を聞くことができました。

※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
緑豊かな環境には、文化・体育施設のマリアホールや数寄屋造りの聖堂のほか、グラウンド、テニスコート、弓道場、図書館などの施設が充実しています

http://www.misono.jp/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ