受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

三輪田学園中学校

2017年9月11日(月)

国際感覚や論理的思考力を磨いて、人生設計力を高める

 「徳才兼備の育成」を教育理念に掲げ、誠実で才気溢れる女性を育てるための教育を実践してきた三輪田学園。2015年には隣接する法政大学と高大連携協定を結び、互いの基本理念を尊重した信頼関係に基づいて交流・連携を推進することになりました。創立130周年という三輪田の伝統を守りつつ、高校教育・大学教育の活性化を図っています。

 説明会では、学校紹介動画の上映後、校長の吉田珠美先生が登場し、力を入れて取り組んでいる国際理解教育について説明しました。同校には、カナダ語学研修(高1)のほか、国内で発話力を強化する2泊3日の「English Camp」(中2)や、校内で5日間英語漬けとなる「Summer School」(高1)といった機会がありますが、今年度より「English Village」も新たに始まりました。これは、秋田の国際教養大学を訪問し、現地の学生や留学生たちと一緒に、英語でディスカッションやプレゼンテーションに取り組むプログラムです。対象は中3から高2で、1年目の今年は40名が参加。「参加した生徒は大いに刺激を受け、『来年もまた訪問したい』『英語力向上に対する意欲が高まった』といった感想を寄せている」とのことです。

 続けて、ライフスキル・プログラム「三輪田が育てる5つの力」について紹介した吉田先生。同校では、読書や教科指導を通じて「世界に興味・関心を持ち、学び続ける力」「問題を解決する論理的思考力」を育てる一方、道徳の授業やクラブ活動、学校行事のなかでは「リーダーシップとフォロワーシップ」「対話する力と共感する力」の育成をめざしています。そして、これらの力を身につけることで獲得してほしいと考えているのが「確かな職業観に基づく人生設計力」です。吉田先生は「このプログラムを導入以降、進学面にも着実に効果が表れ、国公立大学や難関私立大学への合格実績が上昇しています」と話しました。

 次に、英語教育と理科教育の説明がありました。まず、国際社会で活躍できる人材を育てることを目標とする同校の英語教育では「英語力」「異文化理解」「国際感覚」の三つを重視。中学では「基礎の定着・発展」をテーマに、1クラスを2分割して行う少人数制授業や、毎回の授業で小テストを行うなど、きめ細かい指導を徹底しています。そのうえで、学校周辺の大使館の職員や法政大学の留学生の協力の下、英語で交流を図るプログラムを展開。さらに、今年度から海外のネイティブ講師と1対1で会話するオンライン英会話も導入し、語学力に磨きをかけています。

 理科教育については、中学3年間で100回以上の実験を行うほか、法政大学と連携して高度な実験にも取り組みます。こうしたカリキュラムによって、論理的思考力を育んでいくとともに、「実験から得られる新たな発見や疑問が、次の学習への意欲につながっていきます」と強調しました。

 最後に、2018年度入試の変更点も伝えられました。これまでの2月1日午前、2日午前、3日午前の入試に加え、1日午後入試が新設されます。この試験の募集定員は20名です。これに伴い、1日午前が92名から72名に減員されますが、2日午前の55名と、3日午前の25名に変更はありません。試験科目は、1日午前と2日午前が2科4科選択で、3日午前が4科です。新設の1日午後については、2科での選抜となります。

イメージ写真
マックブックエアー60台を配備するクリエイティブルーム、蔵書約5万3000冊の図書館のほか、物理・化学・生物・地学の実験室がそろう理科フロア、床暖房完備の温水プールなど、施設も充実しています

http://www.miwada.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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