受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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学校説明会レポート

国府台女子学院中学部

2017年9月12日(火)

歴史ある女子教育と、生徒の夢を実現させる手厚い指導を実践

 国府台女子学院の創立は1926年。仏教の根本精神である「智慧」と「慈悲」を教育の柱に掲げ、一貫して女子教育を推進する伝統校です。

 説明会であいさつに立った学院長の平田史郎先生は、「本学院の特色は大きく分けて、『進学校』『仏教校』『女子校』の三つです」と説明しました。同校では、志望大学への現役合格をめざし、中3から「選抜クラス」が編成されます。そして、高等部では多様な進路に対応した「普通科」と、英語教育に特化した少数精鋭の「英語科」があります。このうち普通科の「美術・デザインコース」以外の生徒は高2から希望に応じて、「進学理系選択」「進学文系選択」「選抜理系」「選抜文系国立」「選抜文系私立」の各コースに分かれます。「高2から大学受験に特化したコースに分かれるため、高1の段階からていねいな進路指導を行い、自分の行きたい大学や進路を具体的にイメージさせている」とのことです。こうしたていねいな指導が、4年制大学への現役進学率91.5%(2017年3月卒業者)という高い実績につながっており、「近年は医歯薬系学部に進む生徒が増加しています」と強調しました。

 宗教教育については、浄土真宗本願寺派の宗門校として、仏教の授業を週1コマ実施。そこでは、仏教以外の宗教や時事問題についても学び、さまざまな価値観に触れて、豊かな人間性を育んでいます。そして、「90年以上にわたって、女子校としての教育を貫き、女子教育に対するノウハウには自信を持っています」と話した平田先生は、女子校の良さとして、自主性やリーダーシップの成長、女子の学習ペースに合った授業の実践などを紹介。それを踏まえて「千葉は共学校が多いかもしれませんが、別学校で学んでこそ、力を大きく伸ばすお子さんもいます。本校では、そんな個別の成長に目を向けた教育を行っています」と結びました。

 続いて、中学の学校生活の紹介です。同校の1日は念珠を手にかけての朝礼から始まります。その後、漢字・計算・英単語の小テストを行い、学習習慣の確立や基礎学力の定着を図っています。また、中2から英語で少人数制を、中3からは英語と数学で習熟度別の授業を実施するなど、個々のレベルに合わせた学習によって、応用力と実戦力に磨きをかけます。

 さらに、今年度より完全週6日制となり、授業時間数が増えました。また、新しい取り組みとして、英語と数学の教員が自習室に待機して勉強をサポートする「セルフスタディルーム」のほか、「英検®準2級取得ゼミ」や、「情報リテラシー」といったプログラムが始まりました。

 このうち、図書館を利用する「情報リテラシー」という授業は、論理的に考え、自分の考えを発表する力を養っていきます。授業は週1コマで、本や雑誌、新聞、インターネットといったメディアについて学習した後に、自分の経験を作文で表現したり、本を読んで紹介したりして、読解力と表現力を磨きます。最終的に、自分でテーマを設定してそれについて調べ、レポートにまとめて発表し、評価し合うとのことです。加えて、「クリティカル・シンキング」の教材を用いて、物事を多角的にとらえ、考えを表現できる力も養成。グループワークも取り入れ、「自分をうまくアピールして、ほかの人と交渉できる力をつけていく」そうです。

※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
2012年に改築した校舎は木のぬくもりが魅力的。校門から昇降口までの空間にはベンチを設置し、生徒たちの憩いの場となっています

http://www.konodai-gs.ac.jp/junior/ 別ウィンドウが開きます。

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