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学校説明会レポート

多摩大学附属聖ヶ丘中学校

2017年9月25日(月)

問題解決力や協働力を養成するアクティブ・ラーニングを実践

 多摩大学附属聖ヶ丘中学校は「自主研鑽・敬愛奉仕・健康明朗」という建学の精神の下、校訓に「質実清楚・明朗進取・感謝奉仕」を掲げて、豊かな思考力や自主性を備えた人材を育成しています。

 説明会の冒頭、校長の五十嵐一郎先生は、「本校が大切にしているものは、『少人数でのきめの細かい指導』『本物から本質に迫る教育』『主体性と協働性の育成』の三つです」と話しました。たとえば、中1・2では1クラス約30名の4クラス編成とし、一人ひとりにきちんと目が行き届く環境を用意しています。また、放課後に25分間の「SS(Self Study)Time」を設け、1日の学習を振り返ることで、生徒に自学自習の習慣を身につけさせています。

 また、「本物から本質に迫る教育」の例として、中学3年間で100回以上の実験に取り組む理科や、中1で横浜、鎌倉、甲府などの計6か所を訪問する社会の体験学習を紹介。こうした学習を通じて、レポート作成やフィールドワークに数多く取り組み、思考力や表現力を高めています。

 加えて、英語教育にも注力しています。実践的な語学力向上の場として、2泊3日の国内イングリッシュキャンプ(中2)、2週間のニュージーランド・ホームステイ(中3)などがありますが、今年度からニュージーランドへのターム留学制度も導入しました。さらに、来年度からはネイティブの教員を増やし、日本人の教員とのチームティーチングを充実させるそうです。五十嵐先生は「これからも21世紀型教育に求められる学びの環境づくりに、力を入れて取り組んでいきます」と笑顔を見せました。

 続いて、同校が育成しようとする人物像について、教頭の石飛一吉先生が説明しました。簡単につぶすことのできるペットボトルでヒットした飲料水を例に挙げ、「差別化しにくいといわれていたミネラルウォーター市場に、新たな付加価値を与えました。そのように、現代ではみずから課題を発見し、アイデアを形にしていく力が、強く求められます」と強調した石飛先生。続けて、プロジェクトのチームを引っ張るトップについても、「カリスマ性を備えたリーダーではなく、最後尾から仲間を見渡すような支援型のリーダーが増えていいます」と話します。同校でも、そうした人材を育成するために、各教科でアクティブ・ラーニングやグループワークを取り入れて、一人ひとりの問題解決力や協働する力を養っています。

 最後に、文化祭や合唱コンクールなどの学校行事にも一生懸命に取り組み、絆を深めている生徒たちの様子を紹介した石飛先生は、「本校は、生徒と教員の距離が近く、アットホームな雰囲気です。これからも、生徒にじっくりと学びの楽しさを伝えていきます」と結びました。

 説明会の途中には、校内見学も実施。理科実験や温水プールでの水泳、対話によって理解を深める国語や社会など、活気ある授業の様子を確かめることができました。

イメージ写真
東京都多摩市で最も標高が高い場所に位置する同校。本格的な天体望遠鏡を備えた天体観測室や屋内温水プールなど、施設も充実しています

http://www.hijirigaoka.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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