受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

早稲田佐賀中学校

2017年9月9日(土)

確かな学力と、豊かな人間性を兼ね備えたグローバルリーダーを育成

 早稲田佐賀中学校・高等学校は、2010年に早稲田大学の7番目の付属・系属校として、佐賀県唐津市に開校しました。早稲田の建学の精神「進取の精神」「学問の独立」「地球市民の育成」を根底に、日本という枠を超えた「グローバルリーダーの育成」をめざした教育を進めています。

 東京・代々木のY-SAPIX東大館で行われた説明会の冒頭、入試広報部部長の覚前宏道先生は、「本校は、早稲田大学の付属・系属校では最も新しい学校です。佐賀県は、早稲田大学創立者・大隈重信の出身地で、唐津市は早稲田大学第二代学長の天野為之や、理工学部創設者の竹内明太郎ゆかりの地でもあります」と紹介しました。続けて、学校の周辺環境について、「唐津城に隣接するキャンパスからは、玄界灘の海や白砂青松の名勝・虹の松原を見下ろすことができます。東京からのアクセスは福岡空港が便利で、そこから車で約60分、電車で約80分です」と紹介しました。

 次に進路状況に話題が移ります。生徒の約50%は推薦により、早稲田大学に進学可能です。推薦の条件は高校3年間の評定平均値や、高3次の実力テストのほか、TOEFLスコアなども加味されるそうですが、「成績で上位半分に入らなければ、早稲田大学へ推薦されないということではありません。推薦枠が定員の50%確保されているのですが、国公立大学や医学部をめざしている生徒も多く、例年、学年全体の上位7割程度の成績が取れていれば、早稲田大学への推薦入学がかなう結果となっています」と付け加えました。一方、一般入試での大学進学を希望する生徒に向けては、難関大受験クラスを設置していますが、「高3で早稲田大学への被推薦権を失うクラスなので、高2の秋までに受験への覚悟を決める必要がある」とのことです。

 学習面では、6年間を2年ごとの3ステージに分けた独自のカリキュラムを導入。中2までに中学内容をほぼ学び終える先取り学習となりますが、月3回の土曜授業に加えて月・水曜に7時限授業を行うなど、十分な授業時間数を確保しています。

 英語教育やグローバル教育にも力を入れています。たとえば、中1・2では大手英語教室の講師による少人数英会話授業を、週1コマ実施しています。また、磨いた語学力や表現力を実践する場として、オーストラリア語学研修(中2)、フィリピン・セブ島語学研修(中3)、オーストラリアへのターム留学(高1)、シンガポール交換留学(高2)といったプログラムを用意しています。このほか、将来を強く意識させるキャリア教育も数多く設けており、在校生の保護者が講師を務める職業講演会「フロンティアセミナー in WASEDASAGA」や職場体験学習(ともに中2)のほか、進路講演会(高1)、早稲田大学学部説明会(高2)などを行っています。

 約6割の生徒が生活する附設寮・八太郎館については、寮務部の小谷文香先生が説明しました。八太郎館は校舎から徒歩12分ほどの距離にあり、高1までは4人部屋で、高2から個室となります。集団学習室、補習や発展的内容を扱うドミトリースクール、地産地消にこだわった食事など、寮生活の様子を動画を使って紹介した小谷先生は、「寮での生活は、自己管理能力と思いやりの心を養えるのが利点」と話します。そのうえで、「当然、自分の思い通りにならないことが多く、入寮当初はホームシックになる生徒がいます。そんなときは、学校と寮で連携を密に図って手厚く支えていきますが、上級生の温かいサポートによって解決することもあります。そんな先輩・後輩という縦のつながりを深めていけるのも、寮生活の良さではないでしょうか」と語りました。

 2018年度の首都圏入試は、1月7日と2月5日に行われます。「2017年度と同様、1月入試が横浜、2月入試は早稲田大学早稲田キャンパスを予定。1月入試では専願受験、特待生制度ともに実施します」と伝えられました。

イメージ写真
美しい海と緑に囲まれた学習環境。文武両道の精神の下、部活動もさかんで、この夏には野球部が創部8年目にして甲子園出場を果たしました

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