受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

品川女子学院中等部

2017年9月14日(木)

来たるべき時代の在り方を視野に入れて、社会で活躍し続ける女性を育成

 品川女子学院は1925年の創立以来、「社会で活躍できる女性を育てる」という教育目標を掲げ、独自の教育を進めています。28歳までとその後を見据えて社会で活躍し続ける女性を育てることを目標とした進路指導の「28プロジェクト」も、その一つです。

 あいさつに立った校長の漆紫穂子先生は、日本の労働環境について「現在の第一子平均出産年齢は30歳。その前後のタイミングで離職を考えざる得ない社会的構造がある」と指摘。「出産後も元の職場に復帰できるのは、資格を持っていたり、専門職に携わっていたりする女性が圧倒的に有利」との考えを示し、「だからこそ、女子には『学歴』が重要」と強調します。ここで言う学歴とは、「どの大学を卒業したかではなく、どのような学習をしてきたかという『学習歴』を指す」とのこと。そして、女性の人生のターニングポイントの28歳に向けてライフデザインをしていく『28プロジェクト』の活動について紹介しました。

 さらに、安倍内閣における教育提言のための私的諮問機関「教育再生実行会議」のメンバーでもある自身の経験を踏まえ、「世界の教育の潮流として、学びにかかわるキーワードは、“ライバルは世界に”“集合知”“非認知能力”の三つ。来たるべき時代の在り方を視野に入れて教育に取り組んでいくことが、私学の使命です」と述べ、世界とつながるICTリテラシー、企業とのコラボレーション、起業体験プログラムなど多彩な活動を通して、新しい働き方に対応できる女性の育成をめざす同校の教育方針について説明。そのうえで、「私学で学ぶ意義は、その学校ならではのDNAを得られること。卒業後も品女のネットワークはつながっています。一生の友人と、いつでも戻れるもう一つの実家を用意してあげられることが最大のプレゼントだと思っています。どうかいろいろな学校を見て、お子さんの幸せにつながる学校選びをしてください」と結びました。

 続いて、高等部校長の仙田直人先生が登壇。今年度より実践されている「品女メソッド」について、「生徒、保護者、教員が定期試験や模試の到達度を共有する体制を強化し、補習や講習の充実を図っています」という説明がありました。授業力・指導力の向上にも力を入れ、現在は中3から導入されている数学の習熟度別授業を、来年度入学生は中2から実施することが予定されています。

 教頭の石井豊彦先生からは、進学実績に関する説明がありました。2017年3月卒業生は東大や京大、お茶の水女子大など国公立大に計15名が進学し、国公立大、早慶上理、GMARCHレベル以上への進学率は54.8%とのこと。また、大学入試に向けて基礎力・学力アップのために多彩な取り組みを行っていること、高等部がスーパーグローバルハイスクールに指定されていることを受け、中3の「ニュージーランド修学旅行」や高1での3か月・1年間の海外留学プログラムなど、使える英語力の強化を実践していることも紹介されました。

 最後に、広報部長の平川悟先生から、2018年度の入試についての説明がありました。2018年度入試では、第1回(2月1日)、第2回(2月2日)に4教科の試験を行い、第3回(2月4日)は「4科目・表現力総合型入試」を実施。さらに、2月1日午後に「算数1教科入試」を導入することが報告されました。

イメージ写真
アクセスも便利で、二つの体育館、コンビニも併設されたカフェテリアや図書室、屋上テニスコートなど施設も充実

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