受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

横浜中学校

2017年9月14日(木)

創立75周年を迎え、「学園整備事業」がスタート。2020年度に高校は共学へ移行

 「信頼を受くる人となれ」「責任を重んぜよ」「秩序を守れ」の三条と、「誠意」「総力」「努力」「創造」「忍耐」の五訓の、「三条五訓」を教育理念として掲げる横浜中学校・高等学校。創立75周年を迎えた今年、その記念として「学園整備事業」がスタートし、この9月には人工芝のグラウンドが完成するなど、校舎のリノベーションが進んでいます。

 説明会で、あいさつに立った校長の葛蔵造先生は、「中高一貫コースでは、きめ細かい学習指導を徹底して、基礎学力を確かなものにしていきます。加えて、さまざまな体験学習を通じて主体性やコミュニケーション力を培い、豊かな人間性も育んでいます」と話しました。続けて、2020年度から高校が女子の募集を開始し、男子校から共学校に移行することを紹介。中学から入学した中高一貫生については、高校でも中高一貫生だけのクラスで学びますが、学校行事、クラブ、委員会などにおいては、女子生徒と一緒に活動します。これを踏まえて葛先生は、「男女が協力し合う新たな環境の下で、一人ひとりの思いやりの心を育んでいきたい」と語りました。

 続いて、校長代理の三原馨先生より、教育内容についての説明がありました。まず学習面では、少人数制や習熟度別の授業を実施し、一人ひとりの理解度に応じた指導を行っています。また、定期的に実施する小テストで成績が振るわなかった生徒に対しては、指名制の個別補習を行い、遅れを見逃さないようにしています。また、各教科で授業目標を立てており、今年度のテーマは「理解力・思考力・表現力」「観察力・正しい疑問」「判断力・主体的な学習」「コミュニケーション力」でした。そうした力を養成するために、アクティブ・ラーニングやグループワークを授業に数多く取り入れているのも特徴です。

 また、人間力を高める取り組みとして「Life Design Program(ライフデザイン教育)」「International Education(国際教育)」「Feeling & Emotional Education(情操・体験教育)」「Expression & Communication(表現・コミュニケーション教育)」の4つに力を入れています。このうち、ライフデザイン教育については、中学で「自己を認識して、自己肯定感を高める」「他者を理解し、受容して、社会とのかかわりを考える」といった指導を通じて、高校で明確な将来像をイメージできるようにサポートしています。

 一方、国際教育については、海外の大学生や高校生たちと交流する国内宿泊プログラムのアメリカンキャンプ(中1)のほか、カナダ海外研修(中2・3)や、3か月間のニュージーランド短期留学(高2)など、新しい価値観に触れて視野を広げていく機会を数多く設けています。

 最後に、中1と高1の在校生が登場。サピックス小学部の卒業生である2人は受験生に対して、「苦手教科は基本からしっかり確認していこう」「横浜中の入試は記述が多いので、その準備も忘れないでほしい」といったアドバイスを送りました。また、受験生の保護者に対しても、「静かに見守ってあげてください」「気合が入る前向きなことばを掛けてあげてください」と呼びかけました。

イメージ写真
京浜急行線「能見台」駅より徒歩2分の場所に立地。校舎には、OBの現役大学生がチューターとして学習をサポートする個別自習室もあります

http://www.yokohama-jsh.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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