受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

普連土学園中学校

2017年9月6日(水)

互いの存在を喜び合い、自然体の自分を受け入れてくれる友と過ごす6年間

 普連土学園は、1887年にアメリカ・フィラデルフィアのキリスト教フレンド派(クエーカー)に属する婦人伝道会によって設立された、日本で唯一のフレンド派の学校です。その校名には、「普(あまね)く世界の土地に連なるように、この地上の普遍、有用の物事を学ぶ学校であるように」という願いが込められています。

 初めに、広報部長の池田雄史先生による進路指導と進学実績の説明がありました。今春は、卒業生122名のうち、107名が現役で4年制以上の大学に進学。そのうち、約3割が国公立大学や早慶上智ICUに進学しました。私立の医歯薬系学部、東京理科大、GMARCHまで加えると、7割にも上るそうです。また、理系進学率が上昇しているとのことで、「中1から高1までの4年間で約120回の理科実験・観察を行い、理科への興味・関心を高めていることが、理系学部への進学者の増加につながっている」と分析しました。

 続いて、教育内容が紹介されました。まず、英語と数学の授業については、中学はチームティーチングと少人数制授業できめ細やかな指導を行い、高校でも習熟度別授業を展開しています。高2・3は選択科目を充実させ、希望進路に合わせた時間割で学習を進められることも特徴です。さらに、小論文個別指導や、大学入試対策補習も充実しています。

 次に、教頭の浜野能男先生が、中1の生徒たちへのインタビュー映像を交えながら、同校の校風を紹介しました。毎日の礼拝、奉仕活動、生徒会活動、キャリア教育の一環としての進路プログラムなどを通して、互いを尊重する気持ちを養っていることを説明。「本校では、毎日の活動や生活を通し、人に聴き、人の価値を信じ、人とともに生きる思いを育んでいます。6年間の生活のなかで、互いの存在を喜び合い、ありのまま、自然体の自分を受け入れる友を得てください」と述べました。

 また、理科教員の鈴木太朗先生より、「Friends Fab」の説明もありました。これは、中3~高2の希望者を対象に、週3回放課後に開かれる特別講座で、電子工作、プログラミング、ロボットの製作などに挑戦します。その参加者たちで作ったチームの作品は、2月に東京工業大学で開催されたLEGOによるロボット競技会「FIRST LEGO LEAGUE」日本大会にて審査員特別賞を受賞。さらに5月のヨーロッパ大会にも出場を果たすなど、国内外で活躍していることが伝えられました。

 最後に校長の青木直人先生が登壇し、同校の沿革や理念について、「フレンド派の信念に基づいた教育や生徒の自主性を重んじた活動を通し、あらゆる価値観を正しく相対化できるようになります。それが、目まぐるしく変化する社会のなかで、自分の生き方を探すための指針となります」と話しました。そのうえで、「最も大切なのは周りの人と手をつなぎ合って生きる『知恵』と、周りの人たちとつながり合える『人間力』です。その力をつけられる学校で出会う仲間こそが、人生最高の宝になります。わたしたちは、その出会いのための最高の環境を作るべく努力を続けていきます」と結びました。

イメージ写真
交通至便で閑静な環境。校舎は木のぬくもりを大切にした落ち着いたつくりで、屋上庭園やバルコニーなど「生徒の語らいの場」が随所に設けられています

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