受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

春日部共栄中学校

2017年9月22日(金)

世界を導くリーダーの育成をめざして、2018年度より「グローバルエリートクラス」に一本化

 春日部共栄中学校・高等学校は、「自主自律」「協調奉仕」「明朗勤勉」を校訓に、グローバル社会で求められる人材を育成している男女共学の進学校です。2003年の中学開校以来、「この国で、世界のリーダーを育てたい」という理念の下、常に社会の変動を視野に入れた「時代と共にある教育」を実践。その成果は、国公立大学や難関私立大学への高い合格実績にも表れています。

 この日の説明会は、生徒と保護者が制作したという学校紹介動画の上映からスタート。学校での一日の様子やカリキュラム、部活動や施設、文化祭やカナダ・バンクーバーへの語学研修といった行事などを生徒自身が紹介しました。

 次に、中学入試担当委員長の牟田泰浩先生より、来年度入試などに関する説明がありました。まず、最初に触れられたのは、大きな変更点となる来年度からのコース改革についてです。同校は、大学入試改革に対応できるプログラムを先行して行うために、2014年に難関大学合格をめざす「グローバルスタンダードクラス(GS)」に加え、最難関大学への進学をめざす「グローバルエリートクラス(GE)」を新設しました。2018年度からは、この改革をさらに一歩推し進めて、二つのコースをGEに一本化。これからの世界を導くリーダーを育成するために、語学力や科学的知識、論理的思考力などの基礎を中高6か年の一貫教育で育んでいくとのことです。試験開始時間も、第1回の1月10日、第2回の1月11日の午後入試をそれぞれ14時開始に変更。2月4日の第4回入試では合格発表時間が1時間早められ、18時からとなります。

 続いて、同校における教育内容について説明がありました。「磨こう 知性・品性・感性・個性」をモットーに、生徒たちの思考力・判断力・表現力、そして英語力や発想力を伸ばすために、同校では「リーダーズ・カリキュラム」を重視しています。たとえば、年に8回、各界の第一人者を招いて開催される講演会では、単に話を聞くだけでなく、事前学習レポートを作成し、より深い知識の習得を図っていきます。

 また、中学3年次に希望者を対象としたカナダ・バンクーバーへの語学研修があります。高校2年次には全員参加によるオーストラリアへの修学旅行を行うなど、“本物に触れる機会”を多く設けているほか、大学進学後のその先を見据えたキャリア教育を実施。さらに勉強だけでなく、部活動や行事などを通して仲間との一体感や達成感を体験させることで、充実した学校生活を過ごせるようにしています。

 一方、最近注目されているアクティブ・ラーニングの導入にも積極的に取り組んでおり、グループ討論やプレゼンテーションなどを通じて互いに刺激し合い、高め合う授業を展開しています。また、月・水・金の放課後に英語・数学の「ハイレベル講習」と「ボトムアップ補習」、そして自学自習を目的とした「Lタイム」を実施。これに加え、朝7時45分からの各教科の補習や発展的学習に取り組む「Sタイム」では、各検定試験の受検前のワンポイントレッスンを行っています。

 最後に、中学主任の冨塚直志先生より、2018年度から一本化されるGEについての説明がありました。中学1年次は、入学者約160名を5クラス編成にして授業を行いますが、中学2年次からは中1次の成績と生徒自身の希望によって、「選抜クラス」を1クラス設けるとのことです。その目的について冨塚先生は、「入学試験時ではなく、入学後のがんばりをきちんと評価するためです」と話しました。また、2018年度の入試の合格最低点は、「300点満点のうち、150点辺りが目安となるでしょう」とのことです。

イメージ写真
新体育館の「至誠館」は2017年の4月に完成したばかり。生徒たちはお昼休みなどに、新しい体育館で汗を流しているそうです

http://www.k-kyoei.ed.jp/jr/ 別ウィンドウが開きます。

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