受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

大妻中学校

2017年9月7日(木)

「21世紀型スキル」を磨き、 いつまでも輝き続ける女性に

 109年の歴史を持つ大妻中学校は、社会に貢献できる女性の育成をめざす伝統校です。きめ細かい学習サポートで基礎力を培い、多彩な体験学習や国際理解教育を用意して、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教育を実践しています。

 この4月より、新しく校長に就任した成島由美先生は民間企業の出身です。説明会の冒頭、成島先生は自身の経歴に触れながら、「これまでの伝統を守りつつも、企業人として培った経験を生かしながら、新しい大妻の未来を切り開いていきます」とあいさつしました。

 次に、「自律と自立の精神」「協働の心」「確かな学力」「社会とつながる」を重視する教育方針を紹介したうえで、「思考力、表現力、判断力の養成にも力を入れています」と説明しました。同校では、各教室に電子黒板を設置して、アクティブ・ラーニング型の授業を展開しているほか、中3では研究論文にも取り組むことで、そうした力を伸ばしています。成島先生は「実社会で求められるのは、みずから課題を設けて解決する力や、他者と協力して目標を達成する力です。本校では、そのような『21世紀型スキル』の育成を図っています」と強調しました。

 加えて、「思考力や判断力は、高い基礎学力があってこそ大きく伸びる」との考えの下で、手厚い指導体制を敷いていることを説明した成島先生。男女の成長差にも触れて、「思春期には別学で、女子に特化したカリキュラムで学んでこそ、大きく力を伸ばすお子さんもたくさんいます。本校では、そんな一人ひとりの成長に目を向けた教育を行っています」と述べました。そして、「生徒には、本校の6年間で挑戦と失敗を繰り返して困難に負けない力を養い、いつまでも輝き続ける女性へと育ってほしいと願っています。2020年度に導入される大学入学共通テストについても、情報を収集しながら対策を進めています。安心してお子さんをお任せください」と結びました。

出願の受け付けや合格発表は Web上でのみ実施

 続いて、話題は学校生活や実際の教育内容へと移りました。まず、同校が力を入れているのが、中学の早い段階で自学自習の習慣を形成することです。そのために、授業ノートの取り方や学習計画表の作成のしかたなどから、ていねいに指導しています。そのうえで、英語や数学においては、少人数での授業や習熟度別の授業を行って、基礎学力を確かなものにしています。また、主要教科は中3で高校の内容に入りますが、理解不足がないよう、小テストなどを頻繁に行い、知識の定着を図っています。

 定評のある英語教育については、ネイティブ教員と日本人教員とのチームティーチングによる授業を数多く行い、英語の4技能をバランス良く伸ばしています。加えて、定期考査では、ネイティブ教員が採点を担当する記述や英会話のテストがあるそうです。また、GTECなどの英語検定も受検させるなどして、生徒に明確な目標を持たせながら、生きた英語を身につけさせています。

 大学付属校である同校ですが、卒業後の進路については、国公立大学や難関私立大学が大半を占め、近年は「医歯薬系への進学者も増えている」とのことです。ちなみに、2017年度の大妻女子大学への進学者は7名でした。

 2018年度入試については、出願の受け付けおよび合格発表を、Web上でのみ行うことが伝えられました。詳細は、「10月上旬より学校ホームページで発表します。必ずご確認ください」とのことです。

イメージ写真
オックスフォード大学やロンドン大学との交流があるなど、国際理解教育にも注力。オーストラリアセミナー(高1)、英国セミナー(高1・2)、学期留学(高1)といったプログラムがあります

http://www.otsuma.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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