受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

中央大学附属横浜中学校

2017年9月15日(金)

英語力や思考力を高める プログラムを数多く用意

 横浜山手女子中学校・高等学校を前身とし、2010年10月に中央大学の附属校となり、中学共学化、港北ニュータウンへのキャンパス移転、高校共学化と、改革を推進してきた中央大学附属横浜中学校・高等学校。説明会の冒頭で、校訓である「謝恩礼節」「自立実践」を紹介した教頭の森英人先生は、「本校は、他者に感謝する心と自主自立の精神を養い、みずから考えて行動し、社会で活躍できる人材を育成しています」と話しました。

 続けて、「学習習慣と実力養成」「英語のアウトプット」「専門的なサポート」「高大連携」をキーワードに教育内容を紹介。まず、中学の段階で重視しているのが、自学自習の習慣を養うことです。このため、教員によるノートの点検や添削、通常授業のなかで小テストを実施するなどして、みずから進んで学習する習慣が身につくように指導しています。そのうえで、外部模試などで生徒の実力を客観的な視点で把握し、「全教員が情報を分析・共有し、授業や進路指導に生かしている」とのことです。

 英語教育については、中1からネイティブ教員による授業を行い、レシテーション(暗唱)にも取り組ませています。また、英語によるスピーチにも高1から精力的に取り組んで、表現力を鍛えています。毎年、中央大学附属4校によるスピーチコンテストが行われていますが、昨年度は同校の生徒が最高の総長賞を受賞しました。一方、国際理解教育については、ニュージーランド(中2)、カナダ(高1)、シンガポール(高2全員)での研修があるほか、オーストラリアへのターム留学(高1・2)など実践的な語学力向上の場も用意しています。

 このほか、理科では実験の授業を数多く行い、論理的思考力を鍛えています。実験室は無菌操作が可能なクリーンベンチや、有害ガスを処理するドラフトチャンバーなどの装置を完備。これらを高度にかつ安全に使用するために、実験の授業は教員が2名態勢で生徒をサポートしています。

 さらに、附属校の特徴を生かしたプログラムも展開。中央大学の学部・学科ガイダンスやキャンパス訪問のほか、大学の教員による学問講座も実施して、「自分の将来を強く意識させるとともに、学問に対する興味・関心も引き出しています」と森先生は語りました。

受験に対応するカリキュラムで 他大学進学もサポート

 進学状況についての説明もありました。中央大学への内部推薦枠は段階的に拡大されました。加えて、中央大学への被推薦権を保持したまま他大学を受験できる併願制度も紹介。続けて、一般受験に対応したカリキュラムを展開し、高2から文系・理系に分かれ、高3から文理別のほかに国公立コースと私立コースに分かれることを説明しました。このほか、指名制補習や長期休暇中の講習も実施するなど、きめ細かい指導を徹底しているのも特徴です。森先生は「本校には、みずから進路を切り開き、他大学への進学を希望する生徒も数多くいます。そうした生徒たちも手厚く支えています」と結びました。

 2018年度入試については、前年同様、2月1日午前と2日午後の計2回です。いずれも4科で、出題傾向については、「奇をてらった問題はなく、基礎基本がしっかりとできるかを見る」とのアドバイスがありました。

イメージ写真
横浜市営地下鉄「センター北」駅より徒歩7分の場所に立地。人工芝のグラウンドのほか、充実した施設がそろっています。2017年度の進路については、卒業生のおよそ7割が中央大学に進学しました

http://www.yokohama-js.chuo-u.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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