受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

須磨学園中学校

2017年9月16日(土)

中学開校を機に大きく躍進 関西圏でも有数の進学校に

 1999年の男女共学化、2004年の中学開校をはじめ、ICT環境の整備、国際理解教育の充実、放課後の特別講座の開講と、積極的に学校改革を進めてきた須磨学園。その成果は大学進学実績にも表れており、中高一貫校となってからの躍進ぶりが注目されています。

 その陣頭指揮を執ってきたのが理事長の西泰子先生です。「本校のスローガンは『なりたい自分になる』、つまり自己実現をめざすということです。そのために、主体的に学ぶこと、経験を通して学ぶことを大切にしています」と話します。

 中2・中3・高1の3回に分けて、アジア・アメリカ・ヨーロッパを巡る世界一周研修旅行や、独自のリーダーシップ教育、キャリア教育にも、そんな方針が表れています。「こうした教育は大学入試改革の方向性に一致している」と語る西先生。「新しい入試で求められる主体性・多様性・協働性は、日々の授業をはじめ、部活動、学校行事、研修旅行で十分に養えるので心配はありません」とのことです。

 2017年度の大学合格実績を見ると、国公私立の医学部医学科への合格者が35名と例年よりも多く、そのうち24名が現役で合格しています。「現役合格率が高いのが本校の特徴です。これは生徒みずからが行きたい大学を選んで努力した結果であり、生徒を合格へと導くためのサポートは惜しみません」と西先生は力強く話しました。

「授業+確認テスト」を基本に 放課後の特別講座で学力アップ

 続いて、中2学年部長の瀧本健作先生が学習内容や研修旅行について詳しく説明しました。同校では「授業が基本」という考えの下、授業の最後に確認テストを行うことで理解の定着を図っています。「確認テストで点数が取れないと補習になり、部活動にも出られません。だから生徒は一生懸命に先生の話を聞いています」と瀧本先生。その一方で、自分の目的とレベルに合わせて選べる放課後の特別講座も充実しており、土曜日の午後には「探究」「ICT」の授業を行うなど、楽しく学びながら学力を高められる環境が整っています。

 研修旅行は6年間で14回にも及び、宿泊日数は延べ76日にもなります。なかでも目玉の海外研修旅行では、中2はアジア、中3はアメリカ、高1はヨーロッパを訪れ、現地校の生徒と交流する機会も設けています。「アジア研修では現地生の英語力の高さとともに、将来のビジョンを明確に語る姿に圧倒され、とても刺激を受けて帰ってきます。海外での体験が将来の夢をかなえる原動力の一つになっています」とのこと。

 最後に、入試対策部部長の乾真大先生から入試の説明があり、第1回の合格手続の終了時間を17時から18時に遅らせることや、複数回受験者に対する加点制度があることなどを確認して説明会は終了。個別相談の時間も設けられ、熱心に質問する保護者の姿も見られました。

イメージ写真

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