受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

桜美林中学校

2017年9月26日(火)

ユネスコスクールに加盟し、国際理解教育のさらなる充実を図る

 2021年に創立100周年を迎える桜美林学園は、創立者・清水安三によって開かれたプロテスタント校です。東京都町田市の郊外にある広大なキャンパスには幼稚園、中学・高校、大学が立ち並び、野球場やテニスコートといったスポーツ施設も充実。クラブ活動にもとことん打ち込める環境が整っています。

 この日の説明会の冒頭では、サピックスOGの中2生が登場。同校が第一志望だったというOGは「在校生は明るく活発で、校内がいつもにぎやかなで楽しい」「宿題はたくさん出ますが、サピックスで自学自習の習慣が身についていたので、十分にこなせています」などと、学校生活について語ってくれました。

 続いて、校長の大越孝先生が、「本校は、開学当初から英語教育に注力し、ネイティブの教員による授業を実施してきました」とあいさつ。また、同校はオーストラリアのエマニュエルカレッジなど、世界3か国・5校の姉妹校と協定を結び、生徒はもちろん、教員同士の相互交流も行っていることも特徴です。大越先生は「国際理解・異文化理解を通じて、生徒たちは感性に磨きをかけています。また、本校は今年度よりユネスコスクールにも加盟しました。今後は、その利点を十分に生かして、世界の学校との交流を深め、生徒たちの視野をさらに広げていきます」と語りました。

 具体的な教育内容の説明は、中学教頭の若井一朗先生が担当しました。国際社会で活躍する人材の育成をめざす同校では、「他者のこころに共感し、共に生きる人間を育てる」「文化や意見の異なる人々とこころを通わす人間を育てる」「自分で考え、自分のことばを紡ぎ出す」という三つの柱を掲げ、日々の教育を実践。たとえば、聖書の授業では、すべての人間は「かけがえのない存在」であること、神から与えられた「いのち」を大切にすることなどを学んでいます。

 さらに、第2外国語に中国語とコリア語(韓国・朝鮮語)を用意するほか、中3のオーストラリアでのファームステイは全員参加で、アメリカ、イギリス、ニュージーランドなどへの短期留学も行っています。加えて国際感覚を磨く一方で、スピーチコンテストや書店のPOPづくりに挑戦させて、自分の頭で考え自分のことばで発信できるように思考力や表現力も鍛えています。

 学習指導に関しては、中学では定期テストや実力テストのほか、コンテスト(英・数・国)を年5回実施し、学習の到達度を確認。自学自習の定着を図りながら追試や補習を実施する一方、学習意欲の高い生徒に対してはハイクラスという英語と数学の講座を週1時間ずつ開講しています。また、進路指導では、進路指導部が6学年のデータを一括管理し、きめ細かい指導や適切な情報提供を行っています。このほか、大学の教員や社会人となった卒業生を招いた進路講演会、保護者によるキャリアガイダンスなどを開いて、将来を強く意識させているとのことです。

 2018年度入試について、前年度から変更がないことが伝えられて説明会は終了。その後、オーストラリアのエマニュエルカレッジの生徒たちと交流する在校生の様子を見学しました。

イメージ写真
テニスコートや人工芝のグラウンドなど、充実した設備が並ぶキャンパス。最寄りの「淵野辺」駅、「多摩センター」駅からは無料のスクールバスが運行しています

http://www.obirin.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ