受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

穎明館中学校

2017年10月2日(月)

経験・道徳・知識を教育の柱に、国際社会で羽ばたく真のリーダーを育成

 緑豊かな八王子市南部にある4万坪の広大な校地に、1985年に高校を、その2年後に中学を設立した穎明館中学高等学校。「国際社会で羽ばたく真のリーダーを育成する」という目標の下、6か年を見据えた長期教育プランに基づく中高一貫教育を実践する同校は、国公立大学をはじめとする難関大学に、毎年多くの合格者を輩出しています。また、中学創立30周年を迎え、記念事業として校舎内や室内温水プールをリニューアルしたほか、400mトラック付きのグラウンドも今夏に人工芝化するなど、施設の充実ぶりも特徴です。

 説明会の冒頭で校長の寺山政秀先生は、「本校が実践しているのは、Experience(経験)、Morality(道徳)、Knowledge(知識)の頭文字を取った『EMK』を柱とする生徒主体の教育です」と紹介しました。そして、「この三つのなかで最も重視しているのが「Morality(道徳)です」と話した寺山先生は、「生徒には『人の嫌がることをしない』『人に喜ばれるようなことをしよう』といったわかりやすいことばで明確に伝えています。そのうえで、『小さな大人』として尊重することで、一人ひとりの主体性や自立心を育んでいます」と語りました。

 また、学校行事や部活動も大切な人間教育の場としてとらえ、生徒に積極的な参加を呼び掛けているそうです。寺山先生は「生徒はそれらに一生懸命取り組み、団結することの大切さを学んでいます」と語りました。そして、約140名もの生徒が実行委員として集まり、彼らによって大成功に終わったという9月の体育祭のエピソードも紹介し、「このように、みんなで達成感を味わいながら協働する力を磨き、豊かな人間性を育んでいます」と話しました。

 一方、「Experience(経験)」に対応する取り組みとしては、体験学習や国際理解教育の充実が挙げられます。たとえば、中1は鎌倉校外学習、中2は広島・宮島体験学習、中3は奈良・京都体験学習を実施。日本に関する知識を深めたうえで、高1は14日間のUSA・カナダ体験学習に出掛けます。生徒たちは英会話の授業やホームステイなどを通じて、現地の人々と交流し、異文化に触れます。また、イギリスの名門パブリックスクール、イートン校でのサマースクール(中3から高2の希望者対象)も用意されています。19日間のプログラムに参加した生徒たちは、英語やイギリスの文化を学んだり、歴史のある場所を訪れたりして大いに刺激を受けるそうです。

 そして「Knowledge(知識)」は、基礎学力の養成や、その知識を活用する思考力の向上を指します。きめ細かい指導が特徴で、中1では、英語・国語・数学の授業時間を多く確保。特に英語は、クラスを2分割したネイティブ教員による英会話の授業も行っています。加えて、授業中の小テストや単元テストを通じて習熟度を細かくチェックしているほか、補習や補講、個別指導なども実施するなど、手厚くフォローしています。また、ICT教育を推進し、全教室に電子黒板を導入。それを利用したアクティブ・ラーニングを実践して、表現力や思考力も高めています。

 2018年度入試の変更点として、出願がWeb上のみの受け付けに変わることや、1月6日に帰国生入試を新設することが伝えられました。一般入試については従来と同じく、2月1日午前、2日午前、4日午前の計3回実施されます。

イメージ写真
多摩丘陵の豊かな自然に囲まれたキャンパスには、さまざまな施設が充実。なかでも食堂は、放課後の18時までオープンしています

http://www.emk.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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