受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

北嶺中学校

2017年10月7日(土)

手厚い学習支援体制で、国公立大学や医学部への合格実績を伸ばす道内屈指の進学校

 北海道札幌市郊外の北嶺中学校・高等学校は、6年間の完全中高一貫教育を行う道内屈指の進学校です。「めざすなら高い嶺」をスローガンに充実した学習指導体制を整えており、その成果は大学合格実績にも反映されています。2017年度(卒業生122名)は既卒生を含めて、東大10名、北海道大21名をはじめ、医学部医学科には、国公立大・私立大合わせて45名が合格しました。

 東京・代々木で行われた説明会には、校長と寮監長を兼務する谷地田穣先生が登場。初めに2018年度入試について、配点を変更することを伝えました。算数と国語はこれまでの各100点から各120点に、理科と社会は各50点から各80点に変更し、300点満点から400点満点となりますが、「難度や試験時間に変更はありません。試験の密度を高め、受験生の実力をより正確に測るための処置です」と説明しました。

 ちなみに、2018年度入試の日程は1月7日で、会場は札幌(本校)・旭川・函館・釧路・帯広・仙台・東京・名古屋・大阪の九つです。また、専願・併願・一般・帰国という四つの受験区分が設けられており、合格ラインがそれぞれ異なります。事前に学校見学に訪れ、そこで発行された『学校見学証明書』を持っていれば、東京試験場での受験でも専願・併願での出願が可能となります。また、地元生にも人気の青雲寮の定員については、1学年40名まで。出身地域は考慮されるものの、基本的には入試での成績上位順に入寮できることになっています。谷地田先生は「専願で入寮を希望する場合、過去問は6割以上を解けるようにしておいてください」と付け加えました。

 学力の養成については、週6日制の独自のカリキュラムの下で、一人ひとりに目の行き届いた少人数の学校ならではのきめの細かい指導を徹底しています。たとえば、中学では、英・数・国の授業時間は公立校の約1.8倍を確保し、深い思考力を養成します。また、中3から高校内容の学習に入り、習熟度別授業、放課後講習や長期休みを利用した講習も実施。高3になると「東大理系数学」「医進英語」などの超難関大学対策講座を放課後に開講しています。

 国際理解教育については、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学で特別プログラムを受講する海外修学旅行(高1)や、京大の留学生と巡る京都・奈良研修旅行(中3)、北海道大で学ぶ外国人留学生による英語ワークショップ(寮生のみ)など、グローバル化に向けた取り組み「Gプロジェクト」を展開しているのが特色です。一方で、2018年度からJAXA(宇宙航空研究開発機構)などを訪ねる「S(サイエンス)プロジェクト」をスタートさせる予定です。こうした取り組みによって、生徒の興味・関心の幅をさらに広げていきます。

 最後に、全校生徒の約3分の1が共同生活を送っている青雲寮の説明がありました。手厚い学習支援体制を敷いていることが最大の特徴で、寮教諭による学習指導や学校の教員による全学年対象の夜間講習のほか、現役医師や医学部生によるチューター制度もあるなど、意欲的な生徒を支える環境が整っています。また、健康で充実した毎日を過ごせるよう、生活面での配慮も万全です。食事は、朝・昼・夕食に夜食を加えた栄養豊かな4食を提供します。休日には温泉プール遠足やジンギスカン大会など、寮独自のイベントが毎月開催され、寮生同士の絆が深まります。その様子を紹介しながら谷地田先生は、「安心してお子さんをお任せください」と結びました。

イメージ写真
青雲寮では、現役医師や医学部生のOBチューターがシフトを組み、毎日3〜4名体制で巡回指導を行うほか、個別指導を行う専属のスタッフも常駐して、学習をサポートします

http://www.kibou.ac.jp/hokurei/ 別ウィンドウが開きます。

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