受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

淑徳中学校

2017年10月12日(木)

「スーパー特進東大選抜(セレクト)コース」や「留学コース」に注目が集まる進学校

 創立125年を迎えた淑徳中学校は、尼僧・輪島聞声(わじまもんじょう)によって設立された淑徳女学校を母体とし、仏教の教えに基づいて豊かな情操と高い知性を育てることを目標としています。1991年に共学に移行し、国際教育や進学指導にも注力して、近年では東大や京大をはじめとする難関大学に、毎年多数の合格者を輩出しています。2012年に設置した「スーパー特進東大選抜(セレクト)コース」の1期生が来年3月の高校卒業を控え、さらなる合格実績の伸びに期待が寄せられています。ちなみに、高校には、クラス全員が高1の夏から1年間留学する「留学コース」も設けられており、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教育が実践されています。

 同校では、「Life(生命)、Love(愛)、Liberty(自由)」の「3L」をキーワードに共生の心を育みます。加えて、自主性や主体性を大切に、文化祭や体育祭などの学校行事は企画・運営まで生徒自身が担当します。説明会であいさつに立った校長の湊広賢先生は、こうした生徒の様子を紹介しながら、「本校では仏教の教えに基づき、学校生活を通じて高い社会性を育て、21世紀を生き抜く力を培っています。開校以来受け継がれる『利他共生』の精神をもって人格教育を進め、自分を愛するように他者を愛することのできる心豊かな若者を育てていきます」と話しました。続けて、「どんなに不透明な時代にあっても、教育は近視眼的であってはいけません。学習指導はもちろんしっかり行いますが、それと同時に生徒の心を育てて命の尊さを伝え、人生に必要なものとは何かを考えさせる教育を行っていきます」と結びました。

 続いて、実際の教育内容の説明がありました。中学のクラス編成は2コース制で、東大や国公立大医学部をめざす「スーパー特進東大選抜(セレクト)コース」と、きめ細かい学力指導で希望進路を実現する「スーパー特進コース」があります。どちらのコースも国際教育に力を入れ、英語は週7コマを確保し、4技能を総合的に伸長しています。英会話は、ネイティブ教員による少人数授業に加えて、マンツーマンのオンライン英会話を導入しました。また、大学入試改革で注目される外部検定試験も積極的に受検させており、たとえば「GTEC for students」の平均スコアは、全国平均を上回る伸び率で推移。さらに説明会では、英検®準2級の取得率について、具体的な比較データを紹介して、同校生徒の高い取得率を示しました。

 学習指導では自学自習習慣の形成に努め、朝のプリント学習で基礎の強化を図り、「放課後学習」で弱点の克服をめざしています。中3の卒業論文作成で探究型学習を進める一方、夏期講習や補習ゼミ、高校での学校内予備校によるフォローアップも念入りに行うなど、6年間で効率的な学習を進めていきます。そのうえで、同校独自の「今・未来手帳」で自己管理能力を強化するほか、企業訪問や講演会など、多角的な角度からキャリア教育も行って、将来を強く意識させています。

 高校は4コース制となり、より一層のきめ細かな学習指導を展開。特筆すべきは「留学コース」で、高1でクラス全員が4か国25校のなかから留学先を選んで1年間留学します。帰国した生徒たちのTOEICの平均点は713点という高得点を記録しています。留学先での単位取得が認められるため、得意の英語力を生かして、同コースの卒業生の多くが難関大学へ現役での進学を果たしているとのことです。

※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
洗練されたデザインの赤レンガ風の校舎。自習室兼ICT教室、地下アリーナ、屋上庭園、500名収容可能な講堂など、最先端の学習環境が整います

http://www.shukutoku.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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